「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテストの授賞式が東京で開催
「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテストの授賞式が6日午後、東京の中國文化センターで開催された。呉江浩駐日大使や在日本中國大使館文化処の陳諍公使參事官、同広報部の張沛霖公使參事官、人民網(wǎng)監(jiān)事會の唐維紅主席、鳩山由紀夫元內(nèi)閣総理大臣、公益財団法人日中友好會館の黃星原中國代表理事、日本國際貿(mào)易促進協(xié)會の安田真人専務理事、日本中國友好協(xié)會の永田哲二常務理事、日中協(xié)會の瀬野清水理事長といった中日各界の友好関係者約120人が出席した。また福田康夫元內(nèi)閣総理大臣や中國撮影家協(xié)會の李舸主席も、祝辭やビデオメッセージを寄せて、同コンテストが中日民間交流と両國の友好を促進するうえで、積極的な役割を果たしていることを高く評価した。人民網(wǎng)が報じた。
挨拶する?yún)医岂v日大使(撮影?許可)。
呉大使は挨拶の中で、「『心に映る中國』フォトコンテストは、日本の方々が中國に対するイメージや中國で見聞きしたことを共有する重要なプラットフォーム。中國におけるさまざまな瞬間を捉えた寫真1枚1枚を一つに繋げると見えてくるのは、『中國の物語』だ。中國の大地で現(xiàn)在、描き出されている素晴らしい『中國の物語』は、『中國式現(xiàn)代化』と呼ばれている。『中國式現(xiàn)代化』は、質(zhì)の高い発展やハイレベルな対外開放の推進に力を入れており、日本を含む世界各國に協(xié)力の機會をもたらすだろう」と語った。
そして、「今年は、『中日平和友好條約』締結45周年で、両國が平和と友好を願う初心を振り返り、中日関係の未來を展望する重要な機會となる。現(xiàn)在、両國関係は複雑で困難な局面に直面しているが、そのような時こそ、雙方が民間友好に対する確固たる信念を貫き、人員の交流と往來の促進に力を入れ、相手國に対する客観的、かつ積極的なイメージを作り出し、相互理解、相互信頼を深め、新時代の必要に応じた中日関係を構築するべく、民意の基礎を築き上げる必要がある」との見方を示した。
挨拶する人民網(wǎng)監(jiān)事會の唐維紅主席(撮影?許可)。
唐主席は挨拶の中で、「文化交流や観光を通じた交流は、中日民間交流の重要なスタイルの一つ。『心に映る中國』フォトコンテストの応募者は、カメラを通して、中國の名所舊跡、自然、民族情緒、日常の風景などを記録している。作品を通して、日本人観光客の中國に対する友好的な思いを感じることができたほか、獨特な視點から中國の美しさを見ることもできた。応募作品全てが非常に高い価値を備えている。それらの作品が集まるこのコンテストは、旅行を愛し、寫真を愛する中日両國のネットユーザーが作品を披露し、交流する場となり、さらにはより多くの日本の人々がより身近に中國を感じ、知ることのできるきっかけとなっている」と語った。
挨拶する鳩山由紀夫元首相(撮影?許可)。
鳩山元首相は、「『心に映る中國』フォトコンテストのたくさんの応募作品は、日中友好の一番の証で、日中民間友好交流のしっかりとした基礎が示された。民間交流は、日中関係を促進するうえで、非常に意義深い。両國の人々が『友愛』をテーマに、寫真を通して、交流と理解を深めることを願っている」と語った。
呉江浩駐日大使(寫真中央)に展示作品を紹介する人民網(wǎng)監(jiān)事會の唐維紅主席(寫真右から2番目、撮影?許可)。
福田康夫元首相から寄せられた祝辭(撮影?許可)。
「心に映る中國」シリーズのフォトコンテストは、在日本中國大使館の提案で開催が始まった2016年以來、これまでに3度開催され、日本の寫真愛好家から累計で3000枚以上の作品が寄せられた。昨年の中日國交正常化50周年と今年の中日平和友好條約締結45周年を記念して、第3回フォトコンテストが2022年11月中旬に正式にスタートした。同コンテストは、人民網(wǎng)日本株式會社と中國國際航空公司日本支社が共催し、在日中國企業(yè)協(xié)會や華為技術日本株式會社、株式會社Record China、及び日中友好會館の共催、協(xié)賛を得た。審査員による一次審査や中日寫真界の専門家の二次審査を経て、特等賞含む受賞作品7點が選ばれたほか、今回は特別に「エアチャイナ特別賞」と「人民網(wǎng)特別賞」が設置された。
挨拶する在日中國企業(yè)協(xié)會の王家馴會長(撮影?許可)。
授賞式において、王會長は、共催?協(xié)賛機関を代表して挨拶を行い、「『心に映る中國』日本人がとらえた中國フォトコンテストにたくさんの日本人の方々が応募したように、一般國民は、両國の文化交流を記録する民間の使者であり、両國を結びつける重要な架け橋となっている」と語った。
挨拶する公益財団法人日中友好會館の黃星原中國代表理事(撮影?許可)。
黃理事は、受賞者を祝福し、「今回のコンテストが成功裏に開催されたことは、中日友好の基礎は文化交流にあり、作品を通して、『市井の達人』を探し出すことができるということが再び証明されたと言える。『心に映る中國』フォトコンテストの各応募者は、作品を通して、中國で感動した瞬間、忘れ難い瞬間、見聞きしたことを共有すると同時に、日本の方々や日本の社會に、今の中國の社會の発展をリアルに伝えている」と語った。
ビデオメッセージを寄せた中國撮影家協(xié)會の李舸主席(撮影?許可)。
東京中國文化センターに展示された優(yōu)秀作品(撮影?許可)。
作品について紹介する特等賞受賞者の代理人(寫真一番右、撮影?許可)。
受賞作品を鑑賞する來場者(撮影?許可)。
受賞者たちは取材に対し、「百聞は一見に如かずという言葉があるように、リアルな中國を自分で體験し、壯大で美しい自然の景色を見て、多彩な文化や風情を體感すれば、必ず中國が好きになる」や、「一人でも多くの日本人が、私たちのように中國に実際に足を運び、各地のリアルな発展狀況を目にし、旅の途中で、心を揺さぶる風景に出會うことを願っている」といったそれぞれの中國への思いを語った。
記念寫真を撮影するゲストと受賞者(撮影?許可)。
授賞式では、主催者代表の中國國際航空公司日本支社の馮力支社長や、人民網(wǎng)日本株式會社の孫璐代表取締役社長、共催?協(xié)賛機関代表の東京?中國文化センターの羅玉泉センター長、中國駐東京観光代表処の歐陽安首席代表、華為技術日本株式會社の于洋広報本部部長、日本在住の中國人寫真家?馮學敏さん、日本人寫真家?本堂亜紀さんなどのゲストが受賞者に賞を授與したほか、受賞作品の講評を行った。
>>「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテスト2022受賞作品
>>「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテスト2022投稿作品一覧
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月12日
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