中國の「墨子」サーベイ望遠鏡が観測開始、1枚目のアンドロメダ銀河の畫像を発表
人民網(wǎng)日本語版 2023年09月18日13:20
中國科學院は17日、中國科學技術(shù)大學?中國科學院紫金山天文臺のワイドフィールドSサーベイ望遠鏡(WFST)である「墨子」サーベイ望遠鏡が同日、正式に稼働開始したと発表した。同望遠鏡は有効開口面積が広く、迷光が少なく、システムの探査の感度が高く、高いサーベイ能力を持ち、3夜毎に北天半球全體を1回巡回観測でき、北半球における光時間領(lǐng)域サーベイ能力が最も高い設(shè)備だ。同望遠鏡の完成により、中國の時間領(lǐng)域天文學の研究能力が大幅に向上し、世界の先端レベルに達した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同望遠鏡は同日、1枚目のアンドロメダ銀河の畫像を発表した。これは約1ヶ月の設(shè)備運転テストにより、同望遠鏡の設(shè)備が設(shè)計基準をほぼ満たし、天文學の観測研究が可能になったことを示している。畫像は同望遠鏡が撮影したアンドロメダ銀河(M31)の1枚目のものだ。アンドロメダ銀河は地球から約250萬光年離れており、直徑は約20萬光年。畫像は同望遠鏡が毎回30秒?計150回の露光により得られた150枚の畫像を多重合成したものだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月18日
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