江蘇省無錫市、初めて6000年前の古代人のDNAを抽出
考古発掘現(xiàn)場文化財保護國家文物局重點科學研究拠點華東活動ステーションの除幕式が17日、江蘇省無錫市で行われた。除幕式で無錫市文物考古研究所と復旦大學が最新の科學技術考古學的成果である無錫市馬鞍遺跡馬家浜文化時期人骨検査報告を共同発表した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
馬家浜文化は無錫地區(qū)で発見されている最も古い新石器時代文化だ。無錫市文物考古研究所は今年6月、今から6000年以上前の馬家浜文化時期の2ヶ所の墓の実験室考古學的調査を行うと同時にライブ配信により一般向けに考古學実踐教育を行った。うち考古學者は2體の古代人の骨を発見した。復旦大學科學技術考古研究院は當時、2點の骨のサンプルを取り出した上、うち1點の骨から古代DNAを抽出した。
復旦大學科學技術考古研究院の研究員である杜盼新氏は、「このサンプルは男性で、その母系遺伝タイプはハプログループ『F1a1’4』に屬する。古代各地で発表された考古學的に抽出されたミトコンドリアDNAデータを照合したところ、このタイプのDNAはベトナム北部(今から4000-2000年前)、ラオス北部(今から3000年前)、インドネシア(今から2000年前)、フィリピン(今から1800年前)、広西壯(チワン)族自治區(qū)(今から1500年前)の古代遺跡とタイ北部(今から2500-800年前)の吊るされた棺に存在するものだ」と説明した。
杜氏は、「無錫馬鞍遺跡馬家浜文化古代人のこの遺伝タイプと現(xiàn)代の各語族グループの遺伝的系図を対照することにより、無錫馬鞍遺跡の古代人が侗臺語グループの祖先と関連していると判斷した」と述べた。
同ステーションが設立された後の主な任務には、文化財の保護及び考古學的応用の基礎研究の発展、人材育成の強化、科學研究成果の実用化?応用の強化、中國內外の科學技術協(xié)力?交流の深化などが含まれる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月18日
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