高速列車が広西壯族自治區(qū)の隆安ドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)を通過する様子を捉えた動畫が最近、中國のネットユーザーの間で「まるで星の大海！」と話題となっている。動畫は、日が落ちて次第に暗くなり、広大なドラゴンフルーツ畑に數(shù)萬個のライトが一斉に燈って、まるで星の大海のように一面光り輝く圧巻の景色を捉えていた。

動畫が撮影された隆安県は、暑さが厳しく、雨が多く、冬が短く、夏が長い広西壯族自治區(qū)の南西部に位置する。そして同地には中國最大規(guī)模のドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)がある。

數(shù)萬個のライトが一斉に燈る隆安ドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)は、溫もりあるイルミネーションのように光り輝いている。では、ドラゴンフルーツ畑にはなぜライトが必要なのだろうか？

ドラゴンフルーツは、豊富な日照量がなければ花を咲かせて結(jié)実することができず、日照不足になると休眠してしまう。そのため、多くの栽培拠點(diǎn)では、夜間にライトを燈して、光合成をする時間を長くし、ドラゴンフルーツの生長と栄養(yǎng)物質(zhì)の蓄積を促すことで、生産量を増やしている。また、ライトを活用することで、冬でもドラゴンフルーツを収穫することができるようになっている。

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月13日