新疆発コスメが大人気 色素用のトウガラシやラベンダーの生産地
ダブル11(11月11日のネット通販イベント)が近づき、各大手ブランドは手ぐすねを引いて待ち構(gòu)えている。數(shù)ある商品の中でも、化粧品の消費は常にトップを占めている。ここ數(shù)年は、國産の化粧品が新しい勢力として人気商品になり、中でも新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)発の化粧品の発展が特に目を引く。
2019年に孫嘉陽さん(21)は「極地沙丘」ブランドを立ち上げ、新疆の民族特有の「カラフルさ」の研究をスタートした。孫さんは、新疆には化粧品事業(yè)の発展に適したよい條件がそろうという優(yōu)位性があると考えた?,F(xiàn)在、同ブランドが手がける商品は30種類以上あり、1日當(dāng)たりの受注件數(shù)は7000件に達し、新疆の色彩を取り入れた鮮やかなメイク商品でユーザーの顔を彩ることに成功している。
新疆奧斯曼生物資源有限公司の孫鶴萊マーケティングディレクターは、「新疆初の化粧品メーカーとしてのわが社は、創(chuàng)業(yè)から35年になる?,F(xiàn)在は烏魯木斉(ウルムチ)市に専用カウンターが6ヶ所あり、開発した商品は5シリーズ?100種類に上り、リキッドアイブロウ、脫毛予防?育毛剤、スキンケア製品などがある」と話した。
ここ數(shù)年、新疆の色素用のトウガラシは鮮やかな発色、色の落ちにくさ、品質(zhì)の安定性の高さなどの特徴により海外市場に進出するようになり、複數(shù)の大手國際ブランドが口紅の原料に使用するようになった。
新疆はトウガラシだけでなく、數(shù)多くの高級化粧品の原料の生産拠點でもある。伊犂河谷は中國最大のラベンダー栽培地域で、フランスのプロバンス、日本の北海道と並ぶ世界3大ラベンダー生産地の1つだ?,F(xiàn)在の栽培面積は6667ヘクタールを超えており、名実ともに「中國のラベンダーの里」だ。ここで生産された精油は中國內(nèi)外で高い認(rèn)知度を誇る。
ECプラットフォームでは、尼勒克県の企業(yè)が生産した保濕ミスト「天山氷河溫泉水」の人気が急上昇し、22年の売上高は1億元(1元は約20.4円)を突破した。
新疆には現(xiàn)在、化粧品メーカーが36社、受託生産を行うメーカーが720社あり、経営?使用する企業(yè)(機関)は10萬社に迫り、取得した特殊な化粧品の許可証は14件、國産一般化粧品の登録品目數(shù)は6502個あり、第13次五カ年計畫(2016-20年)期間の総売上高は約151億元だった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月31日
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