日本の女性に「中國風(fēng)メイク」が人気に 中國発コスメが爆売れ
3年ほど前から、中國のコスメ商品が日本で販売されるようになり、売り上げを急速に伸ばしている。日本輸入化粧品協(xié)會の2022年のカラーメーキャップ化粧品輸入実績統(tǒng)計によると、中國からの輸入が前年比約44%増の104億円と、フランスと韓國に次いで3位となっている。さらに、今年上半期、中國からのカラーメーキャップ化粧品の輸入は、前年同期比約45%増の約61億円に達(dá)し、その順位を2位に上げた。うち、アイメーキャップ類は前年同期比51%増の34億円でトップに立っている。新華社が報じた。
中國のコスメブランド「完美日記(パーフェクトダイアリー)」のアイシャドウを手にする消費(fèi)者。
中國のコスメブランド「心慕與你(INTO YOU)」は、2020年に日本に進(jìn)出して以來、リップグロスの販売數(shù)が43萬本以上に達(dá)している。日本における「心慕與你」の商品販売を手掛けている麗知株式會社の楊茜社長は、新華社の取材に対して、「今年は売上高倍増が目標(biāo)」と語った。
東京に住む20代の女性?豊珍さんは銀座にある百貨店で中國のコスメブランド「完美日記(パーフェクトダイアリー)」のアイシャドウを購入し、「CMのモデルのメイクがとてもかわいかったので、ちょっと派手な中國風(fēng)メイクを試したくてたまらなくなった」と話した。
中國で近年、誕生から間もなく中國國內(nèi)市場で高い人気を集めるようなコスメブランドが登場している。そして、多くのブランドがその目を海外市場へと向けるようになっている。中國稅関総署の統(tǒng)計によると、今年上半期、中國のコスメ商品?スキンケア用品の輸出額が前年同期比23.7%増の30億3000萬ドル(1ドルは約147.1円)に達(dá)した。
中國のコスメ商品を使ったことがあるという日本人女性からは、中國風(fēng)メイクに対するイメージについて、「華やか」、「カラフル」、「テンションが上がる」といった聲が寄せられている。
英誌「エコノミスト」が最近掲載した「日本の若者の間で人気の中國人女優(yōu)のメイク」というタイトルの記事は、「日本のメイクの達(dá)人は今、中國風(fēng)メイクにはまっている。以前のファッションブームと言えば、日本から中國へと波及することが多かった」としている。
日本では2019年から、中國風(fēng)メイクがブームとなり、日本のネットユーザーは完璧な顔立ちの中國人女性を「チャイボーグ」と呼ぶようになった?!弗隶悭ぅ堠`グ」とは、「中國(China)」と「サイボーグ(cyborg)」を組み合わせた造語。今では、輪郭がはっきりとし、真っ赤な唇の中國風(fēng)メイクが日本の若い女性の間で人気になり、日本のファッション文化のラインナップをさらに充実させている。
日本で美容系ユーチューバーとして中國風(fēng)メイクを紹介している「鹿の間」さんの中國風(fēng)メイクのメイクアップ動畫はその再生回數(shù)が100萬回を超えている。毎日新聞は、鹿の間さんの「中國メイクは內(nèi)面の強(qiáng)さや自信が表れていて新鮮」というコメントを紹介している。
天津科技大學(xué)外國語學(xué)院?日本語學(xué)科の趙俊槐主任は、「中國風(fēng)メイクが日本で流行しているということは、民間友好交流の有力な裏付けとなっている。このような流行や傾向により、両國の國民の感情や心理的な距離が縮まるのは確実で、その踏み込んだ交流に積極的な影響を與えるだろう」との見方を示す。
ウェブサイト?日経アジアの記事には、「中國風(fēng)メイクが日本で流行しているということは、若者の世代は常に外來文化やブームを受け入れることができることを示している。この點(diǎn)について、全ての世代の人が學(xué)ぶべき価値がある」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月18日
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