中米関係の基礎を固める五本柱を共に構築
習近平國家主席は現地時間15日、米サンフランシスコ近郊にある庭園「ファイロリ」でバイデン米大統領と首脳會談を行った。會談は前向きかつ包括的で建設性に富むものであり、中米関係の健全で安定した持続可能な発展を実現するための方向性を示し、青寫真を描いた。新華社が伝えた。
相互尊重、平和共存、協力?ウィンウィンは、50年間の中米関係の歩みから導き出されたノウハウであり、歴史上の大國間の衝突が殘した示唆でもあり、中米の共同努力の方向性であるべきだ。習主席は今回の會談で、新たな情勢に著眼し、中米関係の基礎固めに向けた共同努力の五本柱を示して、両國関係に未來志向の新たなビジョンを切り開いた。
(1) 正しい認識の共同確立は、基本的前提だ。両國はパートナーとなり、互いに尊重し、平和的に共存する必要がある。
(2)意見の相違の効果的な共同管理?コントロールは、鍵となる取り組みだ。雙方は互いの譲れぬ原則的一線を知り、もめ事を引き起こさず、一線を越えず、意思疎通と対話と協議をより多く行い、意見の相違や不測の事態(tài)に冷靜に対処する必要がある。
(3)互恵協力の共同推進は、原動力の源だ。雙方は様々なメカニズムを十分に活用して、伝統的分野と新興分野において幅広く協力を実施する必要がある。
(4)大國としての責任を共に擔うことは、有るべき筋道だ。中米は模範となり、國際?地域問題における調整や協力を強化し、より多くの公共財を世界に提供する必要がある。
(5)人的?文化的交流の共同促進は、基礎構築のための取り組みだ。人的?文化的交流を妨げる否定的要因を減らし、両國民のより多くの往來や意思疎通を奨勵?支持して、中米関係の健全な発展の基礎を固める必要がある。
この五本柱は、相互尊重、平和共存、協力?ウィンウィンという三原則と同じ流れを汲み、中米両大國が正しく付き合う道を示しており、両國及び両國民の根本的利益にかない、國際社會の共通の期待も反映している。
來年は中米國交樹立45周年にあたる。サンフランシスコから再出発して、中米関係の基礎をさらに固め、平和共存の柱を築くことで初めて、両國関係が健全で安定した持続可能な方向へと向かい、世界の平和と発展の促進に一層貢獻することが可能となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月17日
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