7000臺の駐車スペースを備える大型RORO船が4日、上海南港のふ頭で「久洋興號」と命名され、初出航式が行われた。これは中國が初めて導入した大型の自動車用RORO船となる。

自動車専用のRORO船は、自動車が直接乗り入れできる貨物船だ。ここ數(shù)年、中國の國産自動車の輸出がますます増加する一方で、自動車の輸送に特化したRORO船は不足気味で、自動車の海上輸送は「船がない」、「車を載せる場所がない」という問題に直面していた。この狀況を踏まえ、中國企業(yè)が注文建造、購入、レンタルなどの方法でRORO船による貨物輸送市場に乗り出すようになった。

「久洋興號」は上海南港のふ頭でヒュンダイやリンカーンなどの車両3000臺を積み込んだ後、5日に上海外高橋ふ頭に向かって出航した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月5日