甘粛省臨夏回族自治州積石山保安（バオアン）族東郷（ドンシャン）族撒拉（サラール）族自治県で今月18日に発生したマグニチュード（M）6.2の地震に関する25日の第4回記者會見において、同自治州政府の毛鴻博副州長は、同日早朝7時の時點(diǎn)で、仮設(shè)住宅8793戸が輸送され、8096戸の設(shè)置が完了したことを明らかにした。また殘りの輸送?設(shè)置作業(yè)も現(xiàn)在急ピッチで進(jìn)められているとした。中央テレビニュースが報(bào)じた。

よりターゲットをしぼった救援活動を展開すべく、甘粛省住宅?都市農(nóng)村建設(shè)庁は、専門家600人を派遣して、被害が最も深刻だった大河家鎮(zhèn)、劉集郷、石塬鎮(zhèn)、柳溝郷、吹麻灘鎮(zhèn)の全ての家屋を?qū)澫螭?、緊急評価を行い、すでにその作業(yè)を完了させている。評価の結(jié)果に基づき、1軒に付き1戸を基準(zhǔn)に、仮設(shè)住宅1萬5000戸が設(shè)置される計(jì)畫だ。

甘粛省地震救助指揮部は、中建集団や中鉄二十一局集団有限公司、甘粛建投建設(shè)有限公司を含む國有企業(yè)5社と、臨夏回族自治州の地震救助指揮部は、自治州內(nèi)の7県?市の建設(shè)業(yè)者と協(xié)力し、合わせて3800人の作業(yè)員、1000臺以上の機(jī)械設(shè)備を投入して、仮設(shè)住宅の設(shè)置を進(jìn)めている。

毛副州長は、「被災(zāi)地の地形や環(huán)境はそれぞれ異なっている。また、ほとんどの被災(zāi)者は自宅で家畜の飼育を行っているため、被災(zāi)者のそうした生活スタイルを継続することができるように、當(dāng)省はしっかりと検討を重ね、地形やアクセス條件などを考慮に入れ、仮設(shè)住宅団地を設(shè)置するほか、分散させて仮設(shè)住宅を設(shè)置している。仮設(shè)住宅20戸以上が設(shè)置された団地を177ヶ所設(shè)置する計(jì)畫だ。また、仮設(shè)住宅団地には醫(yī)療関係者なども配置して、被災(zāi)地にサービスを提供することになっている」と説明した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月27日