中國(guó)人民銀行（中央銀行）はこのほど発表した報(bào)告書の中で、「2023年の人民元相場(chǎng)は合理的でバランスの取れた水準(zhǔn)で基本的に安定を保ち、世界の主要通貨の中で相対的に安定し、マクロ経済と國(guó)際収支の調(diào)整における為替レートの『自動(dòng)安定化裝置』の機(jī)能を果たした」との見方を示した。

寫真は中國(guó)人民銀行の本部ビル。

今回発表された2023年第4四半期（10-12月）の中國(guó)金融政策実施報(bào)告によると、23年末の中國(guó)外貨取引センター（CFETS）の人民元レート指數(shù)は97.42で、6月末比0.7％上昇し、22年末比1.3％低下した。23年末時(shí)點(diǎn)で、人民元の米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円に対する基準(zhǔn)値は6月末比でそれぞれ2％の上昇、0.2％の上昇、1.1％の上昇、0.2％の低下となった。

同報(bào)告書はまた、「2023年の國(guó)境を越えた人民元業(yè)務(wù)は増加傾向を維持し、基本的に収支のバランスが取れていた。國(guó)境を越えた人民元の収支は前年比24％増の合計(jì)52兆3000億元（1元は約20.9円）となり、同期の國(guó)境を越えた人民元?外貨の収支の総額に占める割合は58％に達(dá)した。そのうち経常収支の項(xiàng)目における國(guó)境を超えた人民元の収支は同33％増の合計(jì)14兆元、資本収支の項(xiàng)目における人民元の収支は同21％増の合計(jì)38兆3000億元だった」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年2月20日