西部陸海新ルートのシー?アンド?レールの列車「X9586號(hào)」が今月21日、タイ産キャッサバデンプン（タピオカ）や海南省産のココナツジュース?菜種油などの貨物を積み込んで広西壯（チワン）族自治區(qū)欽州市の欽州港東駅を出発し、四川省成都市の城廂駅に向かった。20日までで、同列車によって輸送された貨物は前年同期比13.8％増の11萬3500TEU（20フィート標(biāo)準(zhǔn)コンテナ換算）に達(dá)した。人民日報(bào)が伝えた。

中國鉄路南寧局集団は同列車の輸送効率を高めるため、欽州鉄路コンテナセンター駅と北部灣港欽州自動(dòng)化コンテナ埠頭の一體化運(yùn)営の推進(jìn)に大きく力を入れ、センター駅の鉄道貨物置場と同埠頭を稅関の監(jiān)督管理に共同で組み込み、シー?アンド?レールの各プロセスの情報(bào)の効率のよい相互接続?共有を?qū)g現(xiàn)し、コンテナが埠頭の自動(dòng)化設(shè)備を経由して効率よく中継輸送されるようにした。これにより荷主の輸送コストがコンテナ1基につき100元（1元は約20.9円）余り削減できる。

西部陸海新ルートはこれまでに線から面への発展を?qū)g現(xiàn)し、鉄道路線を幹線とし、中國國內(nèi)の18省（自治區(qū)?直轄市）、70市、145駅をカバーする交通物流ネットワークを構(gòu)成している。世界120ヶ國?地域の495港灣につながり、1143種類の品目を輸送し、中國の西部地域とASEAN諸國をつなぐ重要なパイプ役になっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月23日