全人代代表がSoraを語る「デジタル技術でAIの手綱を引き締め」
人民網(wǎng)日本語版 2024年03月02日15:41
全國人民代表大會の代表を務め、中國農(nóng)工民主黨の中央委員で南昌大學メタバース研究院の院長でもある閔衛(wèi)東氏はこのほど取材に答える中で、さきに米OpenAIが発表した、テキストから最大60秒の動畫を生成するAI(人工知能)モデル「Sora」について、「Soraの登場によりAIが飛躍的に発展する新時代を迎える。私たちはAIがもたらす利便性を見ると同時に、その背後にある潛在的リスクにより注意を払わなければならない」と述べた。閔氏は今年の全國両會(全國人民代表大會?中國人民政治協(xié)商會議全國委員會)で、デジタル技術の研究加速によるAIリスクの予防に関する提言を行うという。
閔氏によると、「大規(guī)模AIモデルが生成したコンテンツは偽物によって本物をだますことがほぼ可能な時があり、そこに含まれた情報の信頼性が社會の安全に一連のリスクをもたらす可能性がある」という。閔氏は長年にわたり中國內外でコンピュータビジョン、仮想現(xiàn)実(VR)、ビッグデータの研究に従事し、世界的な科學技術クラスターで活動した経験がある。AIを深く研究してきた閔氏は、AIによるコンテンツ生成(AIGC)の急速な発展に懸念を表明する。
閔氏は、「現(xiàn)在、世界ではまだAIに関する安全で信頼できるメカニズムやシステムの枠組みが形成されておらず、関連の立法作業(yè)も同時に進めなければならない。大規(guī)模AIモデルの安全な発展は世界的な問題であり、各國が心を一つに力を合わせて関連の制度を推進していかなければならない」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月2日
注目フォトニュース
関連記事
- 中共中央政治局會議、政府活動報告について議論
- 「國家秘密保護法」が14年ぶりの改正、サイバー情報の機密管理を整備
- 2024年全國両會調査、注目度トップは「法に基づく國家ガバナンス」
- 四川省のブロガーがAIを駆使して生成したショート動畫「西遊記」が話題に
- AIスマートサービスの力で外國語を「自由に操る」義烏の女性経営者
- 全國両會から見る中國の國家ガバナンス
- 國務院が昨年受け入れた全人代代表?全國政協(xié)委員の意見?提言は計4700件近くに
- 全國政協(xié)第14期第2回會議の議事日程が発表
- 國務院は昨年の全國両會での提言?提案の全てを期日內に処理
- 被災者の治療の第一線で奮闘、危難の時に示した責任感<馬秀英全人代代表>
このウェブサイトの著作権は人民網(wǎng)にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn