3月3日は「世界野生生物の日」で、今年で11回目を迎えた。今年の中國(guó)のテーマは「野生動(dòng)植物のスマート保護(hù)體系構(gòu)築」だ。中國(guó)國(guó)家林草局によると、長(zhǎng)年の保護(hù)が功を奏し、中國(guó)の希少な絶滅危懼生物の數(shù)は安定して増加している。

例えば、アジアゾウの野外個(gè)體數(shù)は1990年代のおよそ150頭から、今では300頭あまりに増えた。

カオヴィットカンムリテナガザルは5つの群れ、計(jì)36頭にまで回復(fù)した。

また、希少な野生のネコ科の動(dòng)物が雲(yún)南省の西雙版納（シーサンパンナ）傣（タイ）族自治州に次々と姿を現(xiàn)している。

アオウミガメは人口繁殖により1萬(wàn)匹以上の稚ガメが生まれた。広東省雷州灣のシナウスイロイルカの個(gè)體群も安定して拡大している。

モニタリングによると、ジャイアントパンダの野外個(gè)體數(shù)は1980年代の約1100頭から、今では1900頭近くにまで増えた。

カイナンテナガザルの野外個(gè)體數(shù)は40年前の2つの群れの10頭未満から、今では6つの群れ37頭にまで回復(fù)した。

トキは1981年の発見時(shí)には7羽だったものの、今では1萬(wàn)羽以上にまで増えている。

「高原の精霊」と呼ばれるチルーの野外個(gè)體數(shù)は1990年代末の6－7萬(wàn)頭から、今では30萬(wàn)頭以上にまで増えた。

野生のソテツ科の植物「サイカス?パンジファエンシス（Cycas panzhihuaensis L. Zhou & S. Y. Yang）」は、1980－90年代の23萬(wàn)4000株から、今では38萬(wàn)5000株にまで増え、ユーラシア大陸で自然分布しているものとしては、緯度が最北で、標(biāo)高が最も高く、面積が最大で、株數(shù)が最も多く、分布が最も集中している野生のソテツ群落となっている。

また中國(guó)はソテツ科の「サイカス?デバオエンシス（Cycas debaoensis Y. C. Zhong & C. J. Chen）」やラン科の「パフィオペディルム?アルメニアクム（Paphiopedilum armeniacum S. C. Chen & F. Y. Liu）」といった絶滅危懼植物206種類の野外復(fù)帰事業(yè)も展開しているほか、モクレン科の「Pachylarnax sinica」や、ヌマミズキ科の「Nyssa yunnanensis W. Q. Yin ex H. N. Qin & Phengklai」など數(shù)多くの樹木の野生復(fù)帰に成功し、その後も管理、保護(hù)、モニタリングを続けている。そして、「Pachylarnax sinica」は6株から今では1萬(wàn)5000株以上に、発見時(shí)はわずか3株だったマツ科の「ヒャクザンシラベ（Abies beshanzuensis M. H. Wu）」は今では4000株以上にまで増えている。

中國(guó)は近年、野生動(dòng)植物スマート保護(hù)體系を構(gòu)築して、野生動(dòng)植物保護(hù)に重要な下支えを提供している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年3月5日