國(guó)家林業(yè)?草原局トキ保護(hù)國(guó)家イノベーション連盟が今年11月に発表した最新の統(tǒng)計(jì)によると、世界のトキ総個(gè)體數(shù)は1萬(wàn)1000羽に達(dá)した。トキは中國(guó)國(guó)家一級(jí)保護(hù)動(dòng)物であり、「東洋の寶石」、「おめでたい鳥(niǎo)」などと呼ばれている。わずか7羽まで減少したかつての狀態(tài)から、1萬(wàn)羽以上に増えた現(xiàn)在の狀態(tài)まで、その裏にはトキの保護(hù)活動(dòng)に関わる人々の42年にわたる努力がある。

中國(guó)科學(xué)院動(dòng)物研究所鳥(niǎo)類學(xué)研究所の劉蔭増研究員は、「1981年に秦嶺山脈を3回目に訪れ、坂を下りているとき、東の方に1羽の鳥(niǎo)が飛ぶのが目に入った。白鷺とは飛び方が違っていて、頭上に來(lái)たときに赤い色が見(jiàn)えた。この寫(xiě)真は1981年の調(diào)査中に姚家溝鎮(zhèn)（陝西?。─谴椁盲郡猡韦?、世界初公開(kāi)のトキの寫(xiě)真になった」と述べた。

トキはかつて中國(guó)、日本、朝鮮半島、ロシア極東地域に広く分布していたが、環(huán)境の変化と人間活動(dòng)の影響により、20世紀(jì)になると一度姿を消した。1981年、中國(guó)の専門(mén)家が陝西省洋県で野生のトキ7羽を発見(jiàn)。それから42年にわたり保護(hù)を続けた結(jié)果、わずか7羽だった個(gè)體數(shù)は今や世界全體で1萬(wàn)羽の大臺(tái)を突破し、野生のトキの生息地面積は7羽が発見(jiàn)された當(dāng)時(shí)の5平方キロメートル未満から1萬(wàn)6000平方キロメートルへと拡大した。

陝西省はたゆまず努力し、自然の中で自立して生存できる野生復(fù)帰の放鳥(niǎo)を相次いで行い、安康市寧陝県、銅川市耀州區(qū)、寶鶏市千陽(yáng)県、西安市周至県、渭南市臨渭區(qū)、西安市藍(lán)田県などで野生復(fù)帰の放鳥(niǎo)を行った。今やトキは秦嶺山脈を越え、長(zhǎng)江流域から黃河流域へと生息域が拡大している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年12月8日