中國のユキヒョウは4500頭 世界の6割以上占める
中國で國家一級保護動物に指定され、「雪山の王」と稱されているユキヒョウ。その保護をさらに進め、全國で統(tǒng)一されたユキヒョウ保護の新たなメカニズムとスタイルを構(gòu)築すべく、「青蔵高原(チベット高原)ユキヒョウ保護聯(lián)盟」がこのほど、青海省で発足した。同聯(lián)盟が発表した最新統(tǒng)計によると、中國のユキヒョウの個體數(shù)は世界の6割以上を占めている。中央テレビニュースが報じた。
現(xiàn)時點で、世界のユキヒョウの個體數(shù)は約7000頭、中國の個體數(shù)は約4500頭となっている。中國のユキヒョウは新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)や西蔵(チベット)自治區(qū)、青海省、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)を含む8省?自治區(qū)に分布している。うち、青蔵高原は、中國のユキヒョウの主な生息地で、全國の生息地総面積の90%以上を占めている。青蔵高原のうち、主にユキヒョウが生息しているのは青海省で、その個體數(shù)は約1200頭となっている。
ユキヒョウを保護すべく、青海省は近年、國家公園を主體とする新型自然保護地體系を構(gòu)築し、モニタリング調(diào)査、救護?救助、生息地評価といった面でブレイクスルーを?qū)g現(xiàn)している。ただ、青蔵高原を見ると、ユキヒョウの生息地は複數(shù)の省?自治區(qū)に跨っており、その研究や保護、技術(shù)交流などがまだ統(tǒng)一されておらず、データや情報が共有されていないといった課題も存在しており、ユキヒョウの保護展開の足枷となっている。
ユキヒョウ保護聯(lián)盟が発足し、ユキヒョウが生息する8省?自治區(qū)は今後、その調(diào)査、モニタリング、データ収集といった面で、科學(xué)的で統(tǒng)一された技術(shù)基準(zhǔn)を設(shè)定する計畫だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月30日
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