中國科學院水生生物研究所は今月17日、湖北省の長江スナメリ國家級自然保護區(qū)で生息域外保全され、4月末に、長江?新螺區(qū)間に放流されたスナメリ2頭が、スナメリの野外個體群に合流したことが、専門家のモニタリングにより確認されたことを明らかにした。中央テレビニュースが報じた。
4月25日午前、長江天鵝洲長江スナメリ國家級自然保護區(qū)で生息域外保全された長江スナメリ4頭(オス3頭、メス1頭)が長江の主流である新螺區(qū)間と石首區(qū)間に放流された。生息域外保全された長江スナメリが長江に放流されるのは初めてのことで、生息域外保全された絶滅が危懼される水生哺乳類が放流されたのは世界でも初めてだった。4月28日、科學研究者は水生哺乳類リアルタイム音聲?映像スマートモニタリングプラットフォームを通して、新螺區(qū)間に放流したスナメリ2頭が、他の1頭の野生スナメリと一緒に行動しているのを確認した。これは放流したスナメリが野外のスナメリと合流し、自然環(huán)境に適応していることを意味しているという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月19日