青海省玉樹蔵(チベット)族自治州は、長江、黃河、瀾滄江(メコン川上流)の源流地、水資源保全エリアで、「三江源」と呼ばれ、その「水源地」は「中國のきれいな水」に指定されている。中國において最大の面積を誇る三江源國家級自然保護區(qū)や、第一陣として発足した三江源國家公園の主なエリアは玉樹蔵族自治州內(nèi)にある??煽晌骼铮ē榨榨伐耄─现袊?1番目の世界自然遺産で、隆寶國家級自然保護區(qū)は中國の重要な濕地だ。全域が、チルーやユキヒョウ、ヤクといった高原に住む貴重な野生動物の重要な生息地で、そこに生息する野生動物は85種類、生育する種子植物は65科348屬1440種類となっており、世界の標高の高いエリアの中では、生物多様性が非常に高い場所の一つとなっている。また、世界においても水資源が最も豊富な場所の一つで、アジアの北半球、ひいては世界の気候変動に敏感なエリア、それが始まる重要なエリアでもある。
玉樹蔵族自治州では近年、水資源保全能力が高まっており、草地の減少傾向に歯止めがかかり、森林の生體機能が好転し、野生動物が増加し続けている。表土保全が目に見える成果を挙げ、中國の「生態(tài)防護壁」が強化され続けている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月31日