西蔵(チベット)自治區(qū)の拉薩(ラサ)と沢當(dāng)(ツェタン)を結(jié)ぶS5線高速道路プロジェクトの重要工事である「圭嘎拉トンネル」の左側(cè)道路が3月28日、貫通した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
拉薩市と山南(ロカ)市を結(jié)ぶ西蔵S5線プロジェクトは、拉薩を起點に、拉薩から山南までの舊道を利用して、圭嘎拉山を貫くトンネルを通過し、山南市に至る。終點は、貢嘎(ゴンガ)空港から沢當(dāng)までの空港専用道路と接続している。その全長は47.46キロメートル。
全長12.8キロメートルの圭嘎拉トンネルは、現(xiàn)時點で、標(biāo)高の高いエリアで建設(shè)されている中で世界最長の道路トンネル。トンネルの設(shè)計時速は80キロメートル、二道路分離式の四車線トンネルとなっている。
西蔵S5線高速道路プロジェクトが完成すると、拉薩から山南までの所要時間は現(xiàn)在の3時間から1時間に短縮され、沿線住民はその交通アクセスが大幅に改善され、沿線の観光業(yè)や農(nóng)牧業(yè)が大きくけん引され、地域経済の質(zhì)の高い発展がますます促されるとみられている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月29日