3月26日、中國(guó)民用航空産業(yè)は冬ダイヤから夏ダイヤへのダイヤ改正が行われる。2023年夏ダイヤのキーワードは「回復(fù)」だ。北京青年報(bào)が伝えた。

「2023年夏ダイヤ時(shí)刻配置政策」によると、中國(guó)國(guó)內(nèi)の旅客輸送の週間就航便數(shù)は新型コロナウイルス感染癥発生前（2019年）をすでに上回り、増加數(shù)が多い都市では成都への便數(shù)が多く、北京-成都間と上海-成都間は感染癥前よりも便數(shù)が増えた。

ダイヤ改正を控えて、中國(guó)民用航空市場(chǎng)は安定傾向の中で好調(diào)さを維持している。3月19日現(xiàn)在、今年の中國(guó)全土の國(guó)內(nèi)路線の旅客輸送就航便數(shù)は前年同期比26％増の累計(jì)88萬(wàn)2900便に上り、19年同期の96％まで回復(fù)した。また國(guó)際路線の旅客輸送就航便數(shù)は同206％増の累計(jì)2萬(wàn)9800便となり、19年同期比では86％減だった。

観光都市に閑散期なし

Qunar.Comプラットフォームによると、23年3月以來(lái)（3月1-21日）、國(guó)內(nèi)の複數(shù)の都市で航空券予約件數(shù)が感染癥発生前の水準(zhǔn)に戻った。3月の予約上位25都市のうち、三亜、成都、杭州、広州、瀋陽(yáng)、?？凇⒐栦海ē膝毳鹰螅?、長(zhǎng)沙、重慶は予約件數(shù)が19年をすでに超え、南京、北京、武漢、大連などは19年の90％以上まで回復(fù)した。

2月以降、北京-上海、北京-広州、上海-深センを中心としたビジネス幹線路線の回復(fù)ペースが全國(guó)の上位に並び、ここから公務(wù)?ビジネス用途の航空便市場(chǎng)の急速な回復(fù)傾向がうかがえる。

Qunarビッグデータ研究院の郭楽春副院長(zhǎng)は、「大都市の路線が繁忙期に入ったと同時(shí)に、観光都市も『閑散期だが閑散としていない』という特徴を見(jiàn)せている。三亜、?？冥颏悉袱幛趣工牒Ｄ膝ē辚?、大理をはじめとする雲(yún)南エリアという2大観光エリアへの航空券予約件數(shù)が19年に比べて著しく増加した。3月以來(lái)の三亜を離著陸する便の予約は19年より45％増え、海口を離著陸する便は前年同期比19％増加し、大理を離著陸する便は19年より21％増えた」と分析した。

日韓豪東南アジアの便數(shù)?予約件數(shù)がダブル増加

原稿執(zhí)筆時(shí)點(diǎn)で、國(guó)際路線のフライトスケジュールはまだ発表されていないが、各航空會(huì)社が発表した新ダイヤによると、國(guó)際便の就航便數(shù)は19年の70-80％に達(dá)する見(jiàn)込みだ。

Qunarプラットフォームのデータでは、23年3月1-20日には、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、韓國(guó)などへの航空券予約件數(shù)が前月に比べて著しく増加し、平均価格が低下した。同プラットフォームでは、4-5月の広州、南寧、?？冥楗伐螗荸`ルへの直航便の稅込航空券価格は500元（1元は約19.1円）前後、往復(fù)では1200元前後まで低下し、2月初めに比べて70％値下がりした。メーデー連休期間の往復(fù)直航便の稅込価格は2402元で、中國(guó)國(guó)內(nèi)の多くの都市への航空券価格よりも安くなっている。

日本、韓國(guó)、オーストラリア路線も最近は大幅に便數(shù)が増え、路線の回復(fù)にともなって、航空券価格も低下傾向が続いている。4月16日の天津から東京への直航便の稅込価格は2572元、北京から東京への便は2976元で、3月の価格に比べて80％近く低下した。また中國(guó)大陸部の都市からイランのテヘラン、サウジアラビアのリヤド、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（UAE）のドバイとアブダビなどの都市へは、いずれも直航便の航空券が販売されている。

郭氏は、「現(xiàn)在、中國(guó)は60ヶ國(guó)への海外旅行業(yè)務(wù)が試験的に回復(fù)しており、中國(guó)の観光客は海外に出かけてあちこち行きたいとしており、世界も中國(guó)人観光客を必要としている」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月27日