北京市東城區(qū)に2021年8月に開店した北京の老舗菓子メーカー稲香村の旗艦店「稲香村零號(hào)店」は、開店から現(xiàn)在まで週末になると2時(shí)間待ちは當(dāng)たり前といった長(zhǎng)蛇の列ができる人気店。そして3月24日、今度は同市朝陽(yáng)區(qū)に旗艦店としては2店舗目となる「稲香村零號(hào)店廿四節(jié)気店」が開店した。こちらの「零號(hào)店」もこじんまりした店構(gòu)えで、店內(nèi)の片側(cè)には赤壁に黃色の屋根、石橋などがデザインされ、もう片側(cè)には生産スペースとショーケースが並び、ガラス越しに職人たちが菓子を作る様子を見ることができる。
同店は二十四節(jié)気をテーマとした店舗で、二十四節(jié)気限定のお菓子も販売されるという。その他にも、同店のみ限定販売のお菓子もあり、山河が描かれたイチゴロールケーキや、美しく花開いた揚(yáng)げ菓子、扁額や玉璽、頬紅入れなどの形を模したお菓子まで、伝統(tǒng)的な要素を盛り込んだデザインに、チーズやチョコ、クリームといった若者にも人気の食材を上手く組み合わせている。また1個(gè)4~10元(約80~200円)ほどと手頃な値段設(shè)定も人気の秘密かもしれない。(文?玄番登史江)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月24日