春は萬物が蘇える季節(jié)。春の喜びを真っ先に感じるのは誰なのだろうか?水鳥が中國南方エリアの湖で「軽快なダンス」を披露している時に、北方エリアではクロテンが雪が積もる地面の下で「ウトウト」している。広西壯(チワン)族自治區(qū)の森林でサルが木から木へと跳び移っている時、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)の羊は山の中をのんびりと歩いている。萬物が蘇える春は、懸命に命をつなごうとする動物たちと言えるだろう。中國放送網(wǎng)が報じた。
3月、吉林省の大地はまだ凍結(jié)しており、クロテンなどの野生動物が春の気配を感じ取りはじめる。かわいらしい見た目なので思わず家で飼いたいと思うかもしれないが、これらの野生動物は中國で保護動物に指定されている。
雪の上からつぶらな瞳で遠くを眺める美しい毛皮に包まれた國家一級保護野生動物のクロテン(撮影?趙?。?/p>
暖かくなった長春市の街中では、小動物たちが春の気配を感じて続々と姿を現(xiàn)している。
下水溝の穴から顔を出し、まるで証明寫真を撮っているように真面目な表情を見せるネコ(撮影?郭東隅)。
春が到來し、重慶動物園の子パンダも日向ぼっこを楽しんでいる。
今日は誰が來たの?と言っているような表情を見せる子パンダ(寫真提供?重慶動物園)。
江西省の鄱陽湖都昌濕地ではコハクチョウの群れが水面を泳いだり、戯れたりしており、春の風物詩となっている。
鄱陽湖都昌濕地の水面に漂ったり、飛び回るコハクチョウ(撮影?傅建斌)。
3月、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)托克托(トグト)県の黃河濕地にはハクチョウなどの渡り鳥が飛來して、「理想の住処」にしている。
濕地の上空を飛翔するオオハクチョウ(撮影?張建平)。
河南省柘城県容湖國家濕地公園には、世界的な絶滅危懼種であるカオジロダルマエナガやオオハクチョウ、シラサギといった鳥が飛來する。
つぼみを付けた木に止まる2羽の鳥(撮影?張超)。
3月に入ると、南方エリアの広西壯(チワン)族自治區(qū)崇左市江州區(qū)のゴールデンヘデッドラングール國家級自然保護區(qū)では、ゴールデンヘデッドラングールが活発に活動するようになる。
やわらかい葉を選ぶゴールデンヘデッドラングール(撮影?黃月芬)。
一方、北方エリアの新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)博州博楽市五臺工業(yè)パーク(湖北工業(yè)パーク)では、のんびりと山間を歩き、エサを食べる立派な角が特徴のシベリアアイベックスの姿が増える季節(jié)となっている。
暖かい春の日差しの下、山の中を歩くシベリアアイベックス(撮影?龔玉梅)。
「立派な角」と言えば、青海省のワピチも忘れてはならない。都蘭県溝里郷では、山の斜面を楽々と登ったり、草を食べたりしているワピチの姿を見ることができる。
山の斜面に立つワピチ(撮影?宋忠勇)。
春になると、大きな動物だけでなく、小さな動物も活発に活動するようになる。
カモ科の鳥としては、最も小型の種類に屬するナンキンオシは、2021年、海南省昌江海尾國家濕地公園(試行地)で初めて確認されてからは毎年、越冬のため飛來するようになっている。
湖に著水するナンキンオシ(撮影?薛美麗)。
初春になると、海南省の??诤>证稀⑼ǔ%靴去愆`ル中に瓊州海峽付近で海面を飛び回るイルカに遭遇することがある。(編集KN)
巡視船と「並走」するイルカ(寫真提供???诤>郑?/p>
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月31日