中國の人々は何に魅力を感じて旅行先の都市を選ぶのだろうか?ビッグデータによると、78.91%の人が「自然の景色」を選び、最多となっており、そのうち約80%の人が手つかずの自然の景観を見たいと回答していた。以下、「歴史文化」(51.49%)、「獨(dú)特のグルメ」(50.56%)と続いた。中國中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報(bào)じた。
「中國の素?cái)长噬畲笳{(diào)査」のデータから、「魅力ある一度は行ってみたい10都市」が発表された。中國中央テレビ局のビジネスチャンネルなどが実施した「中國の素?cái)长噬畲笳{(diào)査」の多岐にわたるオフライン調(diào)査データやネットユーザーによる投票を基に同ランキングがまとめられた。今年の「魅力ある一度は行ってみたい10都市」は天水、甘孜(カンゼ)、延辺、西昌、伊犁(イリ)、阿爾山(アルシャン)、麗江、荔波、恩施、湛江だった。
【甘粛省?天水】
斷崖に設(shè)置された階段?通路を歩き、見學(xué)する「麥積山石窟」
中國四大石窟の一つである麥積山石窟は、「東洋の彫刻の博物館」とも呼ばれている。敦煌莫高窟は美しい壁畫が、大同雲(yún)崗石窟と洛陽竜門石窟は壯大な石刻が有名だが、麥積山石窟は精巧な仏教彫刻で知られている。
さっぱりとした味わいの「漿水麺」
天水市のご當(dāng)?shù)廿哎毳帷笣{水麺」は、「酸菜飯」とも呼ばれる伝統(tǒng)的な麺料理。発酵させた漬物?酸菜を唐辛子などと一緒に炒めてスープを作り、麺にかければ出來上がり?!杆岵孙垺工蚴长伽毪?、さっぱりとした味わいで、のどの渇きもいやされ、體の熱を取り除き、暑さ対策にもなるという。
【四川省?甘孜】
手つかずの大自然を楽しめる「甘孜稲城亜丁景勝地」
稲城亜丁景勝地は、獨(dú)特の手つかずの大自然が広がり、雄大で、神秘的、かつ美しい自然の風(fēng)景で國內(nèi)外に知られている。
甘い香り漂う味わい深い「バター茶」
バター茶は、塩味の中に甘みを感じることができ、味わい深く、體を溫めるだけでなく、栄養(yǎng)補(bǔ)給をすることもできる。標(biāo)高が高く、寒さが厳しいこの地域で、バター茶を飲むと、幸せな気分になることができる。
【吉林省?延辺】
延辺の観光経済を牽引し、朝鮮族の文化楽しむ「中國朝鮮族民俗園」
中國朝鮮族民俗園は、延吉市南部の帽児山の麓にある。同園に足を踏み入れると、朝鮮族の民族衣裝を著た観光客が青い瓦と白い壁が特徴の建物が建ち並ぶ園內(nèi)を、楽しそうにのんびり歩く姿を目にすることができ、どこを撮っても獨(dú)特な雰囲気を漂わせたシーンを撮影することができる。
さっぱり、ひんやりの「冷麺」
延辺の冷麺は辛味の中にも甘みを感じることができ、さっぱりした味わい。ひんやり冷えた蕎麥粉の麺の上に牛肉や鶏肉のつみれ、キュウリの細(xì)切り、ゆで卵、白菜キムチ、キャベツキムチ、リンゴ、またはナシなどをのせると、ボリューム満點(diǎn)の冷麺が出來上がる。
【四川省?西昌】
街の半分が山、半分が湖の「邛海國家濕地公園」
西昌の街を衛(wèi)星マップで見ると、大小の緑地が星のように點(diǎn)在しており、「街の半分が山、半分が湖」と言われる都市の景色を存分に楽しむことができる。邛海に行く場(chǎng)合は、そこで一泊し、湖に浮かぶ船に乗り、小漁村で魚介類を味わい、麻雀をして、地元の人のようなのんびりとした時(shí)間を是非過ごしてみよう。
火鉢で焼く肉の串焼き「火盆焼烤」
火鉢で焼く肉の串焼き「火盆焼烤」は秘蔵の地元グルメ。秘蔵のレシピで作られる串焼きは、ここでしか絶対に味わうことのできない絶品だ。
【新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)?伊犁】
大自然と遊牧民族の文化楽しめる「那拉提(ナラティ)景勝地」
伊犁(イリ)を訪れたなら、白い雪が積もる山の峰や緑の木々が茂る森林、どこまでも広がる大草原といった大自然を楽しみ、さらには遊牧民族の文化も楽しむことができる。
皮はパリパリ、具はジューシーな「烤包子」
烤包子は、新疆維吾爾自治區(qū)の伝統(tǒng)グルメの一つで、パリパリの皮で、牛肉やネギ、ニンジンなどで作られたジューシーな具を包み上げており、獨(dú)特な香料がその味を引き立てている。安くて美味しい絶品グルメだ。
【內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)?阿爾山】
四季を通じて美しい景色広がる「阿爾山國家森林公園」
火山噴火で流れ出た溶巖によってできた地形が特徴で、美しく、神秘的な大自然が広がる阿爾山(アルシャン)國家森林公園。ここでは原始的で、自然に満ち、幻想的で、多様性に富んだ景観を心ゆくまで楽しむことができる。
阿爾山の天然水で煮込んだ「フナと豆腐の煮込み」
氷河湖である「天池」は雨がしばらく降らなくても、決して枯渇することはなく、その水は澄みきっている。隣にある湖にはたくさんのフナが生息し、四季を通じて、そのお腹には卵を抱えている。その原因はいまだに解明されていない「謎」の一つ。醤油や調(diào)味料を一切使わず、阿爾山の天然水で豆腐と一緒にフナを煮込んで作られたこの料理は、阿爾山を代表する名物料理となっている。
【雲(yún)南省?麗江】
北半球では赤道に最も近い雪山「玉竜雪山」
玉竜雪山の景色は、季節(jié)や晝夜で様々な変化を見せる。そして13の峰が連なる雄大な山脈は、まるで銀の竜が舞っているかのように見える。ロープウェイで山頂に上がれば、神秘的な氷河を気軽に楽しむことができる。
野菜と肉の旨みを一緒に味わえる「塩漬けスペアリブの火鍋」
雲(yún)南省麗江市の塩漬けスペアリブの火鍋は、伝統(tǒng)グルメの一つで、地元ならではの方法で塩漬けされたスペアリブを鍋で煮込み、旬の野菜と一緒に食べる。野菜と肉の旨みを一緒に味わえる火鍋を食べながら、地元の米酒を飲めば、まさに極上の時(shí)間となる。
【貴州省?荔波】
地球の帯を飾るエメラルド「小七孔景勝地」
中國には「荔波の小七孔を別にすれば、九寨溝を見たら、もう他の場(chǎng)所の水は見られない」という言葉があるほどだ。そんな小七孔景勝地に流れる滝の水音を聴きながら、自然のミストを是非體験してみよう。きっと、世界にはこんなに素?cái)长蕡?chǎng)所があるのだと感動(dòng)するに違いない。
少數(shù)民族の伝統(tǒng)料理「鍋巴炒酸肉」
荔波県一帯の少數(shù)民族には獨(dú)特な肉の食べ方がある。「酸肉」と呼ばれ、新鮮な豚肉を壺に入れ、漬け込み、発酵させて作られる。獨(dú)特のうまみが特徴で、くどくなく、地元では客をもてなす時(shí)にこの「酸肉」を使った料理が振る舞われる。
【湖北省?恩施】
仙境のような圧巻の絶景広がる「恩施大峽谷」
恩施大峽谷は、中國の國家5A級(jí)(最高ランク)の景勝地、國家地質(zhì)公園で、世界的にも有名な地縫(地面の裂け目)とシルクホール(陥沒穴)、峰柱がある複合型カルスト地形が広がる「天然の博物館」だ。
土家(トゥチャ)族の文化を楽しめる「土家女児城」
土家女児城は、中國で8ヶ所目の古い町並みを再現(xiàn)したテーマパーク。エキゾチックなムードが漂い、グルメや娯楽、ウォーターパークが一體となっており、ネット上で大人気の観光地となっている。
【広東省?湛江】
「湛江八景」のトップ「湖光巖」
「湖光巖」と言えば「光」と言えるほど、靜かな湖面が鏡となり、メタセコイアや白い雲(yún)、キラキラと輝く太陽を映し、息をのむような大自然の景色が広がっている。
酒を飲みながら堪能するプリプリの「湛江牡蠣」
広い地域で生産されている湛江牡蠣は身がプリプリとしまり、旨みが凝縮されていることで知られている。この地を訪れた観光客には是非味わってもらいたいご當(dāng)?shù)廿哎毳幛馈#ň幖疜N)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月12日