出発前に寫真撮影をする乗客（撮影?賈天勇）。

観光客400人以上を乗せたY427號(hào)観光特別列車が3月20日午前11時(shí)41分、北京豊臺(tái)駅を出発した。中國鉄道旅行社集団が打ち出した福建省と浙江省、湖南省、広東省、香港?澳門（マカオ）特區(qū)の観光をテーマとするこの観光特別列車は北京から港珠澳大橋（香港?珠海?澳門大橋）へ向かう初の観光特別列車だ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

この観光特別列車の乗客は、南下して浙江省と福建省を経由して粵港澳大灣區(qū)へ向かう。帰路は、湖南省衡陽を経由、中國東南部のさまざまな美景を楽しむことができる。浙江省では西湖の美しい景色を楽しみ、莫干山や南潯古鎮(zhèn)を観光し、福建省泰寧で寨下大峽谷や九竜潭などの自然景観を堪能し、帰路には、南岳衡山や蔡倫竹海の絶景を満喫できる。

この観光特別列車ではその旅程の一部に遊覧船による観光が特別に手配されている點(diǎn)は注目に値する。乗客は海を跨いで香港?珠海?澳門を結(jié)ぶ「港珠澳大橋」を観光して、大灣區(qū)の獨(dú)特な魅力を存分に味わうことができる。

北京車両區(qū)間の擔(dān)當(dāng)者によると、Y427號(hào)は16両編成で、內(nèi)訳は寢臺(tái)車14両、食堂車1両、電動(dòng)車1両となっている。全行程に乗務(wù)員5人が配置されており、観光特別列車の車両設(shè)備の安全運(yùn)行をサポートしている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月21日