500kV潘村変電所の設(shè)計(jì)図。畫像提供は國網(wǎng)浙江省電力有限公司

國網(wǎng)浙江省電力有限公司によると、金華潘村500kV新設(shè)変電所メインプロジェクトがこのほど、著工した。これは中國初の全モジュール化建設(shè)の超高圧変電所だ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同発電所の新設(shè)変電容量は200萬kVA、超高圧電力を浙江省中部の電力網(wǎng)に取り込むための重要な送電ルートを提供し、エリアで増加する電力消費(fèi)の需要をより良く満たす。

その建設(shè)プロジェクトは標(biāo)準(zhǔn)化設(shè)計(jì)と工場(chǎng)化加工を利用し、プレハブ防火壁やプレハブ囲障などを形成する。電気設(shè)備は高効率省エネ変圧器やプレハブ光ケーブル、プレハブ電気ケーブルなどのカスタマイズされた完成品を厳選。所內(nèi)のメイン制御通信室などの8つの単體建築物はいずれも「プレハブ鉄骨構(gòu)造＋完成品壁板囲障體系」モデルを採用し、変電所の機(jī)械化施工と標(biāo)準(zhǔn)化建造の結(jié)合を推進(jìn)する。

同公司の関係者は、「分かりやすく言えば、同発電所の設(shè)備の設(shè)置は積み木に似ており、多くが事前に加工済みの完成品で、これを現(xiàn)場(chǎng)に運(yùn)び直接組み立てれば良い。これまでの防火壁はいずれも現(xiàn)場(chǎng)で高い壁を作っていたため、高所作業(yè)のリスクがあり、現(xiàn)場(chǎng)環(huán)境が複雑であるだけでなく、工程の交差も効率に影響を及ぼしていた」と説明した。

全モジュール化建設(shè)の採用により、同プロジェクトの工期は4ヶ月短縮され、2025年3月に稼働開始する見込みだ。

計(jì)畫によると、浙江省は今年500kV以上のプロジェクトだけでも30件ある。建設(shè)プロジェクトの変電容量は3000萬kVA、線路の長さは2430kmに達(dá)する。新規(guī)稼働の変電容量は300萬kVA、線路の長さは927km。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月21日