Z世代の個(gè)性的なオフィス空間 ワークスペースを自分好みに
馬牧牧さんは最近買った水耕栽培バナナをワークスペースで育てている。(寫真提供は本人)
60元(1元は約21.0円)で「禁止蕉緑(お悩み禁止、バナナを表す中國語「香蕉」と不安を表すの中國語「焦慮」の音が似ていることにかけたシャレ)」のプレート付きバナナが手に入り、30元あれば「柿柿如意(何でも思い通り、トマトや柿の中國語と何でもという意味の「事事」の音が似ていることにかけたシャレ)」のプレート付きミニトマトが手に入る……浙江省杭州市のメディア産業(yè)で働く馬牧牧さんが買ったユニークな植物が、職場の同僚たちの間で注目の的になっている。
SNSプラットフォームでは、馬さんのようなZ世代が次々に「オフィス農(nóng)家」の仲間入りを果たし、野菜や果物が「ワークスペースの相棒」になり、育てながら収穫して食べる様子が伝えられる。バナナやトマト、パイナップルなどの土を使わない水耕栽培に新たな市場が開かれることにもなった。
馬さんは、「バナナは育てるのに手間がかからない。水やりして室溫に置くだけでよく、時(shí)間がたてば、自然に成熟して食べられるようになる。バナナには『不安禁止』の意味が込められている上、自分は毎日ちょっとした期待を胸に出勤するようになった。熟したら食べられるし、同僚との交流を深めるのにも役立つし、一石多鳥だ」と話した。
現(xiàn)在、個(gè)性的なオフィス空間がますます広がり、ワークスペースを飾るという意味の「デスクテリア(デスク+インテリア)」が若者の間で流行語になった。働くZ世代はこれまでの引き出し収納や腰痛クッション、健康グッズなどが持っていた実用的な価値より、オフィス空間が自分に與える情緒的な価値をより重視する。
若いデザイナーの戴青さんは、季節(jié)ごとにワークスペースのテーマカラーを決めており、これは心地よさをキープし、創(chuàng)作のインスピレーションを得るための「一人ヨガ」だという?!负ざ违铹`クスペースは濃いグリーンで包み込む一方で、春になれば視界のほとんどが生花で埋まるようにしている。毎朝30分早く會(huì)社に來て、植物に水をやり、熱いお茶を入れ、そして加濕器のスイッチを入れると、まるで天然の酸素バーにいるような狀態(tài)になり、心が落ち著くようになる」と戴さん。
多くの業(yè)界関係者が「職場の環(huán)境は人々の働き方にかなり大きな影響を與える。自分好みにワークスペースを飾ることで、若者は小さな空間の中で快適さと楽しさを感じることができ、仕事への積極性と創(chuàng)造性を高めることができる。同時(shí)に、若者の帰屬意識(shí)が高まり、職場の中でより多くの小確幸(小さいけれど確かな幸せ)を得られるようになる」と指摘する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月3日
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