韓國生まれのパンダ「福寶」が3日に中國に返還
韓國の三星愛寶楽園(サムスン?エバーランド)で暮らしていたジャイアントパンダ「福寶(フーバオ)が今月3日、中國に返還される。中國ジャイアントパンダ保護(hù)研究センターの専門家?曾文氏はこのほど、パンダファンの関心の的となっている「福寶」が暮らす場所や「戀人」探しなどについて説明した。
曾氏によると、「『福寶』は、まず四川省の中國ジャイアントパンダ保護(hù)研究センター神樹坪基地の隔離検疫エリアに移されることになる。隔離期間終了後に暮らす場所はまだ決まっていない。今決まっているのは、中國ジャイアントパンダ保護(hù)研究センター傘下の基地4ヶ所のうちの1ヶ所で暮らすことだけ」という。
では、隔離期間終了後、「福寶」はすぐに一般公開されるのだろうか?曾氏によると、「パンダがどれほど順応しているかに応じて一般公開する日程を決定する。早ければ1-2ヶ月、長ければ7-8ヶ月、またはそれ以上になる可能性もある」と説明している。
昨年中國に返還されたパンダ2頭の狀況を見ると、まず、米國から昨年11月9日返還された「小奇跡(シャオチージー)」は、神樹坪基地で暮らすようになり、2ヶ月もしないうちに新しい環(huán)境に順応したため、12月27日に一般公開された。一方、日本の上野動物園で生まれ育った「香香(シャンシャン)」は同年2月21日に返還され、四川省の雅安碧峰峽基地で暮らすようになったものの、一般公開されたのは約8ヶ月後の10月8日だった?,F(xiàn)在、この2頭はすでに中國の暮らしに完全に順応しており、世界各地から來るパンダファンに毎日かわいい姿を披露している。
パンダファンの関心の的となっている「福寶の『戀人』探し」について、曾氏は、「『福寶』はまだ4歳になっていない亜成體のパンダで、未成熟であるため、『戀人』を探す計(jì)畫はまだない」と説明している。そのため、「福寶」が「戀愛」する様子をパンダファンが見ることができるのはまだしばらく先のこととなりそうだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月3日
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