西蔵（チベット）自治區(qū)は2021年より拉薩（ラサ）南北山緑化プロジェクトを開始した。10年間で約13.8萬(wàn)ヘクタールの植林を行い、拉薩を「青い山に抱かれ、緑水が流れる古都」という環(huán)境に優(yōu)しく住みやすい高原の省都に建設(shè)する計(jì)畫だ。拉薩南北山の2024年の植林面積は3萬(wàn)ヘクタール以上を計(jì)畫している。人や馬が荷を運(yùn)ぶのと比べると、今やドローンなどのテクノロジーの応用により、標(biāo)高が高く坂が険しく水が不足する高原での植林がそれほど難しくなくなった。中國(guó)西蔵新聞網(wǎng)が伝えた。

拉薩南北山緑化プロジェクトの質(zhì)の高い推進(jìn)で、科學(xué)技術(shù)が重要な役割を果たしている。拉薩市城関區(qū)奪底溝で、操縦者の指令を受けると農(nóng)業(yè)用ドローンが1分以內(nèi)によそから運(yùn)ばれた土を山の中腹まで運(yùn)んだ。ドローンの使用は土の輸送効率を高めるだけでなく、施工の安全も保証できる。植林作業(yè)員の巴桑扎西氏は、「ドローンのサポートがあり、土と苗を苦労して山に運(yùn)ぶ必要がなくなった。ドローンが輸送を擔(dān)當(dāng)し、私たちは植林に専念する。ここは山が険しく、ドローンを使うと便利で安全だ」と述べた。

巴桑扎西氏が植林を行う地域は、拉薩南北山緑化プロジェクト奪底溝1號(hào)エリアだ。このエリアは西蔵雪頓農(nóng)牧特色産品開発有限公司が擔(dān)當(dāng)。取材當(dāng)日、同エリアの坂の下半分の植林が完了していた。上半分は坂が険しく通行しにくいため、ドローンでよそから運(yùn)ばれた土を輸送していた。

同エリアのドローン操縦者の次旺氏は、「このエリアはラバで往復(fù)すると1時(shí)間かかり、1往復(fù)で20本の木を運(yùn)ぶ?，F(xiàn)在はドローンで1往復(fù)當(dāng)たり6?8本運(yùn)ぶことができ、1往復(fù)にかかる時(shí)間は6分しかない。つまりラバ1頭で1時(shí)間かけて20本の木を運(yùn)ぶのに対して、ドローンなら20數(shù)分しかかからない。1日で計(jì)算すると、1臺(tái)のドローンの作業(yè)量はラバ8?14頭分に相當(dāng)する。ドローンを使えば安全だけでなく、時(shí)間と労力も節(jié)約できる」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年4月17日