「2024北京?日本映畫週間」が開幕 4作品を上映
第14回北京國際映畫祭が今月18日、開幕した。同映畫祭の重要な部門「北京展映」の一環(huán)で、日本映畫を中國に紹介する「2024北京?日本映畫週間」が18日から26日まで北京で開催されている。開催期間中、「不死身ラヴァーズ」、「福田村事件」、「白鍵と黒鍵の間に」、「愛にイナズマ」という、日本で高く評価されている最新作4作品が上映される。人民網(wǎng)が報じた。
挨拶する在中國日本國大使館の金杉憲治大使(撮影?袁蒙)。
19日午後に開催された「2024北京?日本映畫週間」のオープニングセレモニーでは、在中國日本國大使館の金杉憲治大使が「新型コロナ感染癥の影響により長く厳しい狀況が続いたが、昨年からは映畫を含む様々な文化交流活動が再開し、大変喜ばしく思う。日本映畫週間の開催は、映畫を通して日中間の交流だけでなく、両國の相互理解に寄與する大切な取り組みだ」と語った。
挨拶する北京市ラジオ?テレビ局の副局長を務(wù)める北京國際映畫祭組織委員會の王志副秘書長(撮影?袁蒙)。
北京市ラジオ?テレビ局の副局長を務(wù)める北京國際映畫祭組織委員會の王志副秘書長は、「中國と日本は1980年代から徐々に映畫交流を深めてきた。今年、日本映畫週間で上映される4作品を通して、中國の映畫ファンは日本映畫のアート的魅力をしみじみと感じ、日本の文化や人々の生活について理解できるだろう。日本映畫週間の開催は両國の文化交流の証であり、映畫交流の深まりによってもたされた成果でもある」と語った。
左から「不死身ラヴァーズ」で主演を務(wù)める青木柚、松居大悟監(jiān)督、「福田村事件」の森達(dá)也監(jiān)督(撮影?袁蒙)。
オープニング上映された「不死身ラヴァーズ」の松居大悟監(jiān)督と同作に出演した青木柚、「福田村事件」の森達(dá)也監(jiān)督もゲストとして登壇した。松居監(jiān)督は、北京國際映畫祭の常連客で、これまでに「アイスと雨音」、「ちょっと思い出しただけ」、「手」といった作品が「北京展映」で上映されてきた。「不死身ラヴァーズ」は、高木ユーナの同名コミックを?qū)g寫映畫化したラブストーリーで、松居監(jiān)督は、「12年前にこの作品に觸れた時から、ずっと忘れられない作品となり、何年も経って、機(jī)が熟し、特にぴったりの役者に出會うことができて、『不死身ラヴァーズ』を?qū)盲堡毪长趣扦毪瑜Δ摔胜盲俊工日Zった?!父L锎迨录工稀⑷毡茎ⅴ钎擤`賞で「優(yōu)秀作品賞」を受賞し、森達(dá)也監(jiān)督も監(jiān)督賞を受賞した。森監(jiān)督は、「外國の映畫を見る意義の一つは、國籍や文化、言語が違っても、みんな同じように笑ったり、泣いたり、人を愛したり、傷ついたり、一所懸命に生きていることを知ることだと思う」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月23日
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