75歳のバレリーナ?森下洋子さんが中國で再び「白毛女」を披露
中國人民対外友好協(xié)會が3月27日夜に開催したレセプションパーティーで、日本の松山バレエ団の森下洋子団長(75)が「白毛女」のヒロイン「喜児(シーアル)」の姿でサプライズ登場。青年代表団のメンバーと共に、「白毛女」の一部を披露した。曲「北風(fēng)吹」のお馴染みの旋律に合わせて、森下団長は軽快なステップで、「喜児」をたおやかに、かつ力強(qiáng)く演じた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
3月27日、「白毛女」の一部を披露する森下団長と松山バレエ団青年代表団のメンバー(撮影?任新)。
「白毛女」は松山バレエ団の十八番。松山バレエ団は1955年、さまざまな困難を乗り越え、中國映畫「白毛女」をバレエ舞臺化し、1958年には、初めての訪中で上演した。それから半世紀(jì)以上にわたり、松山バレエ団は中國で17回に上る公演を行い、中日文化友好交流の歴史を一歩一歩刻んできた。
森下団長は、松山樹子さんに続く第二代「喜児」で、何度も訪中団と共に訪中してきた。1971年の「白毛女」中國公演では、森下団長は周恩來総理と會見した。中日國交正常化45周年を迎えた2017年、松山バレエ団は北京人民大會堂でニューバージョンの「白毛女」を上演し、森下団長は當(dāng)時69歳だったにもかかわらず、素晴らしい演技を披露し、中國の観客を感動の渦に巻き込んだ。
3月25日、北京舞踏學(xué)院の學(xué)生たちとの合同レッスンを行った森下団長と松山バレエ団青年代表団のメンバー(撮影?付博)。
森下団長は今でも舞臺に立ち続けている。今回の松山バレエ団青年代表団訪中交流期間中、森下団長は時には車椅子を使って移動することもあるものの、毎日、メンバーと一緒に練習(xí)を続けていた。北京舞踏學(xué)院や中央バレエ団の學(xué)習(xí)交流では、森下団長も練習(xí)著に著替え、一緒にレッスンに參加した。數(shù)日間の訪中を振り返り、森下団長は、「びっくりするぐらい本當(dāng)に幸せな時間を過ごさせていただいた」と充実感を漂わせていた。
3月26日、中央バレエ団で共に練習(xí)する森下団長と松山バレエ団の青年代表団のメンバー(撮影?張麗婭)。
松山バレエ団青年代表団は中國人民対外友好協(xié)會と中日友好協(xié)會の招きを受けて、3月24日に北京に到著し、1週間にわたる交流訪問を行った。今回の訪問は、中日両國の「青少年交流の強(qiáng)化に関する覚書」に基づく活動の一つだ。訪中期間中、代表団は、北京舞踏學(xué)院や中央バレエ団、中央戯劇學(xué)院、上海舞踏學(xué)校、上海バレエ団といった中國の舞踴蕓術(shù)界を代表する高等教育機(jī)関や団體を訪問して交流を行ったほか、中國伝統(tǒng)文化を體験し、さらに中國経済や社會の発展の成果に觸れた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月29日
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