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第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」が東京で開催

人民網日本語版 2024年02月21日15:41

東京で開催された第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」(撮影?許可)。

東京で開催された第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」(撮影?許可)。

笹川平和財団笹川日中友好基金が主催し、公益財団法人?日本科學協(xié)會が協(xié)力する第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」が18日と19日の2日間にわたり、東京で開催され、東京大學や武漢大學などの中日両國の大學生約70人が參加した。人民網が報じた。

今回のワークショップは、「私達が実現したい『未來の生活』」がテーマ。參加した大學生たちは、東京タワーや淺草寺、渋谷といった東京の有名なランドマークやスポットに足を運ぶフィールドワークや基調講演、チーム別ディスカッションを通じて、相手國の生活や文化に対する理解を深め、「未來の生活」の発展の可能性について語り合った。

共感を呼んだゲストの経験

參加者の質問に答えるゲスト(撮影?蔣暁辰)。

參加者の質問に答えるゲスト(撮影?蔣暁辰)。

インフルエンサーの山下智博さんや聲優(yōu)の劉婧犖(セイラ)さん、清華大學の博士の于智為さんらがゲストとして基調講演を行い、自身の経験などを語った。

山下智博さんは、自分が中國に行ったばかりの時の経験を例にして、現地の人々と友達になり、積極的に交流することの大切さを強調した。また、アニメ好きな女の子から中國と日本で活躍する聲優(yōu)へと成長した、劉セイラさんの勇気を出して夢を追いかける経験に、大學生たちは強い共感を覚えていた。于智為さんは、長年従事している中日文化交流の経験を語り、大學生たちに、「勇気を出していろんなことを感じ、考え、行動しよう」とエールを送った。

共に未來の生活の青寫真描く中日両國の大學生

チーム別ディスカッションの様子(撮影?蔣暁辰)。

チーム別ディスカッションの様子(撮影?蔣暁辰)。

チーム別のディスカッションで、大學生たちはフィールドワークで感じたことを振り返ったほか、未來の生活に対する思いを語り合った。中國人大學生たちが自分の目で見た文化の違いを書き出した付箋には、「日本にはバリアフリー施設がたくさんあり、障がい者にやさしい」や「広告にも漫畫の要素がたくさん取り入れられている」といった內容が綴られていた。

ディスカッションの成果を語る大學生(撮影?許可)。

ディスカッションの成果を語る大學生(撮影?許可)。

大學生たちは、「人と自然の共生」や「ごみ処理」、「観光?旅行」などをテーマにして、AIやVRといった最先端科學技術を駆使しながら、素晴らしい「未來の生活」を描き出していた。

日本科學協(xié)會の渡辺雄一郎理事や國観智庫の任力波総裁、浙江越秀外國語學院?東方語言學院の邱鳴院長らは、大學生たちの豊かな想像力や観察力、チームワークなどを高く評価し、「未來は若い世代のもの。両國の青年が相手國の文化に対する理解を深め合い、対話、交流を強化することを願っている」と語った。

記念寫真を撮影する主催者とゲスト(撮影?蔣暁辰)。

記念寫真を撮影する主催者とゲスト(撮影?蔣暁辰)。

中國に留學した経験がある、早稲田大學の高橋健一さんは今回、ボランティアとして、上野や原宿などを巡るフィールドワークに大學生を案內した。初の日本訪問という武漢大學で日本語を専門に學ぶ辛宸さんと、福州大學で日本語を専門に學ぶ林子晗さんは、日本の街中にあるカプセルトイや屋臺?商店などに興味津々といった様子だった。

フィールドワークの案內をする高橋健さん(撮影?蔣暁辰)。

フィールドワークの案內をする高橋健さん(撮影?蔣暁辰)。

ワークショップに參加するのは3回目という早稻田大學4年生の大野晃照さんは、「中國人の大學生との交流を通して、両國のライフスタイルや考え方の違いを知ることができた。そして、中國文化や中國の社會に対する興味も深まった。今後は中國の若者ともっと交流や協(xié)力を通じて、新たな考えなどを見つけていきたい」と話していた。

第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」會場の様子(撮影?蔣暁辰)。

第4回「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」會場の様子(撮影?蔣暁辰)。

2022年から開催が始まった「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」は、中日の青年間の交流や対話を通して理解を深め、さらに安定した両國関係をいかに築くか考えることを目的としている。今回のワークショップには、「笹川杯全國大學日本知識大會」や「笹川杯本を味わい日本を知る作文コンクール」、「笹川杯日本研究論文コンクール」などの受賞者である中國の大學生約40人が招かれた。また、「Panda杯全日本青年作文コンクール」の受賞者がボランティアを務めた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月21日

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