上海地下鉄3駅で改札機(jī)「開けっ放しモード」を試験的に導(dǎo)入
(撮影?沐一帆)
上海地下鉄は、張華浜駅、楊樹浦路駅、呉中路駅の3駅において4月20日から、自動改札機(jī)の「開けっ放しモード」を試験的に導(dǎo)入している。改札機(jī)のフラップドアが常に開かれた狀態(tài)に設(shè)定されており、乗客は、乗車カードやQRコードをかざした後、改札機(jī)のパネルや上部に設(shè)置されている表示燈で読み取りが成功したかを確認(rèn)でき、フラップドアが開くのを待つことなく、速やかに改札を通過することができるようになっている。
この試みが始まって數(shù)日経ってから、駅構(gòu)內(nèi)の狀況を見るため、平日の朝のラッシュ時間帯に、楊樹浦路駅を取材した。
楊樹浦路駅の周辺はオフィスビルが多いため、駅の利用者のほとんどは通勤客だ。楊樹浦路駅に職員によると、自動改札機(jī)のフラップドアが常に閉まっている狀態(tài)の時と異なり、「開けっ放しモード」になっている時は、乗車カードやQRコードをかざし、パネルの色が通行可を意味する緑の矢印に変われば、乗客は改札を通過することができる。このスタイルを?qū)毪工毪长趣?、理論上、乗客が自動改札機(jī)のフラップドアが開閉するのを待つ時間を省略でき、乗客の通過効率を高めることができる。
「一方通行で進(jìn)入はできません」と書かれたボードを掲げるボランティア。改札機(jī)のドアが開けっ放しの時は、入るゲートなのか、出るゲートなのか分からない乗客もいる可能性があるため、対策強(qiáng)化が必要となる(撮影?龔莎)。
改札機(jī)付近で観察していると、乗客のほとんどが開けっ放しモードにうまく対応しており、列に並んで乗車カードやQRコードをかざし通過していた。普通の駅と比べると、通過効率はある程度高まっていると言えるだろう。
そして乗車カードやQRコードをかざさずに、自動改札機(jī)を通過しようと試みたところ、フラップドアが閉まり、改札を通過することはできなかった。フラップドアが閉まるスピードがゆっくりである點について駅員は、「乗客が挾まれてケガしたりしないように配慮されている」とした。
(撮影?沐一帆)
上海地下鉄の関係責(zé)任者は、この3駅が試行駅に選ばれた理由について、「利用者が非常に多いというわけではないから」とし、「実地テストを段階的に実施して、朝夕のラッシュ時間帯に、乗客がよりスムーズに駅から出入りできているかをチェックし、他の駅でも導(dǎo)入するかどうかを検討していく」と説明した。
上海のほか、安徽省合肥市の合肥地下鉄の1號線駱崗駅、4號線科大先研院駅でも4月22日から、自動改札機(jī)の「開けっ放しモード」が試験的に導(dǎo)入されている。また、浙江省杭州市の杭州地下鉄の一部の駅でも4月26日から、「開けっ放しモード」が導(dǎo)入されている。さらに、広東省広州市の広州地下鉄も年內(nèi)に、一部の駅で「開けっ放しモード」を試験的に導(dǎo)入する計畫となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月29日
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