赤レンガの壁、小さなアーチ型の門、古いトランク……4月9日、映畫「ハリー?ポッター」の名場面「9と3/4番線」プラットホームが、北京地下鉄の北京大學(xué)東門駅に出現(xiàn)し、たくさんの若者が訪れて寫真を撮っていた。駅員は、「地下鉄は人が密集しているので、寫真を撮ったり見學(xué)したりする際は安全に気を付けて欲しい」と注意を呼びかけた。北京晩報(bào)が伝えた。

同日午後に北京大學(xué)東門駅を訪れると、プラットホームの中央付近が「9と3/4番線」プラットホームになっていた。中央通路では柱がすべて赤レンガ柄のポスターで覆われ、一番真ん中の2本の柱のところには、映畫と同じように壁に吸い込まれるカートがあり、赤色のトランクが3個(gè)置かれ、カートの中には丸められた紙が入っていた。地下鉄駅全體がレトロの魔法をかけられたようで、大勢の乗客がカメラに収めていた。

一般市民だけでなく、萬全の準(zhǔn)備をしてきた寫真家や魔法學(xué)校のマントを著てかつらをかぶった若者など多くの人が次々に訪れ、同駅はしばらくの間、大賑わいだった。同駅は乗換駅ではないが、夕方のラッシュ時(shí)になると多くの乗客がここで地下鉄を乗り降りしていた。

駅員は、「レンガ柄のポスターは今週月曜日に貼ったもので、某スマートフォンブランドとのコラボ広告だが、こんなに人気が出るとは予想外だった。裝飾品の周囲には注意喚起のシールを貼り、乗り降りの秩序にも配慮しているが、地下鉄は人が多いので、ぶつかったりしないよう、安全に注意してほしい」と話した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月16日