9日に撮影された中國初の新型スマート大型電気機(jī)関車のラインオフセレモニーの現(xiàn)場。撮影?陳沢國

國家エネルギー集団朔黃鉄道公司と中車株洲電力機(jī)車有限公司が共同開発した中國初の新型スマート大型電気機(jī)関車が9日、湖南省株洲市で正式にラインオフした。

同機(jī)関車は複數(shù)の最新技術(shù)を採用し、複數(shù)のスマート化補(bǔ)助裝置を搭載し、輸送力、省エネ、スマート、安全などの面でいずれも向上。中國「西炭東運(yùn)」（西部地域の石炭を東部地域に輸送すること）の第2ルートである朔黃鉄道の重量輸送に用いられる。

同機(jī)関車の1両の最大牽引力は1萬400kWに達(dá)しており、同軸數(shù)の従來型電気機(jī)関車と比べると、1両の1往復(fù)の輸送量を1200トン近く高めることができ、総合年間輸送量は28萬トン近く向上する。

同機(jī)関車は世界初の大出力炭化ケイ素変流器を採用しており、エネルギーを絶えず供給する「血液」のように、そのスイッチング周波數(shù)は500?2000ヘルツの広い範(fàn)囲で動的に調(diào)節(jié)でき、より複雑な架線の條件に適応できる。

また同機(jī)関車には世界初の大トルク永久磁石牽引モーターが搭載されており、トルクが大幅に上がり、臺車が直接駆動できる。従來的な歯車噛合式よりも伝動効率が高く、より環(huán)境にやさしい。同機(jī)関車はさらに世界初の大牽引力直接駆動臺車を採用。

上述した3つの世界初の技術(shù)により、機(jī)関車はより軽量、グリーン、低炭素で走行できるようになった。機(jī)関車全體のエネルギー変換効率が85％から90％に上がり、1両の機(jī)関車の1年間の走行で約33萬kWhの電力を節(jié)約できる。新技術(shù)の運(yùn)用で形成された點(diǎn)検工程により、機(jī)関車の駆動裝置の點(diǎn)検スパンが120萬kmから240萬kmに延びた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月13日