100年の歴史誇る天津の「大鄭切り紙」
天津の伝統(tǒng)的な民間蕓術(shù)「大鄭切り紙」は100年以上の歴史があり、4世代の職人が、板の上に紙を置き、ナイフでさまざまな模様を切り抜く技術(shù)の伝承を続け、その伝統(tǒng)文化は今でも輝きを放っている。中國の第1陣農(nóng)村の職人リストがこのほど発表され、「大鄭切り紙」の4代目伝承人として劉長會さんが選出された。人民網(wǎng)が報じた。
劉さんは、「昔から今に至るまで、多くの人はおめでたいことがあると、祝う気持ちや願いを、色彩豊かな切り紙に込めてきた。切り絵は代々伝わっており、その伝承人である私たちは、それを伝承し、素晴らしい作品を作り続け、中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化に息を吹き込んでいく義務(wù)がある」としている。
伝統(tǒng)的な花や鳥、動物のほか、名畫や都市の要素を作品に取り入れ、切り紙の技法と現(xiàn)代の要素を結(jié)びつけ、ホットな話題も積極的に取り入れることで、切り紙文化の伝承を強(qiáng)化している。「干支をテーマにしたキーホルダーを文化マーケットで販売すると、一瞬で売り切れた。今後は、アニメなど青少年の間で人気となっている要素をテーマにした文化クリエイティブグッズを打ち出し、多くの人にそれらを使いながら、多くの人に『大鄭切り紙』に興味を持ってもらえるようにしたい」とした。
また、「現(xiàn)在、『大鄭切り紙』が大好きで、切り紙を習(xí)いたいと思っている子供が増えている。子供たちに切り紙に対する理解を深めてもらい、切り紙を習(xí)ってもらうことで、切り紙文化の種を子供たちの心に植えることができる。そうすることで、伝統(tǒng)文化を伝承?発展させ続けることもできる」との見方を示した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月21日
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