撮影?程遠(yuǎn)州

深セン市內(nèi)の新エネ車充電スタンドの多くは、「コーヒーを飲んでいる間に、フル充電できる」をキャッチコピーに掲げている。これは、「スーパー充電の街」の構(gòu)築を目標(biāo)にする深センのスローガンであり、充電インフラに照準(zhǔn)を合わせた深センの「新世代世界一流自動車の街」に向けた大きな一歩でもある。

アプリ「i深セン」を開き、一番近いスーパー充電スタンドを選び、充電ポールに掲げられているQRコードをスキャンし、EV充電コネクタを自動車に接続すると、車內(nèi)のディスプレイに表示される走行可能距離がほぼ1秒に1キロのペースで増えていく。深セン市バス新エネルギー有限公司?深康充電スタンドの責(zé)任者?黃睿さんはEV充電のデモンストレーションを行いながら、「自家用電気自動車の場合、普通充電ポールならフル充電に7-8時(shí)間かかり、急速充電ポールなら1-2時(shí)間かかるが、スーパー充電ポールなら10分ほどで80％以上充電できる」と説明してくれた。

同社?運(yùn)営部の葉錫東経理は、「水冷式充電ターミナルを採用したことで、5分充電すると、250キロ走行できるようになった。深康充電スタンドは、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、深セン市で最大の規(guī)模を誇り、施設(shè)が最も整い、機(jī)能が最も豊富なモデル充電スタンドだ。充電スタンドは1日當(dāng)たり新エネ車1300臺に、ハイクオリティで効率的、便利な充電サービスを提供することができる。1年當(dāng)たりでは、延べ40萬臺の新エネ車にサービスを提供し、充電量は1200萬ワットを超える」と説明する。

葉経理によると、この充電スタンドは、太陽光発電所とエネルギー貯蔵設(shè)備、電気自動車充放電スタンドが一體となっており、実際の天気や電気料金、新エネ車の電池の狀態(tài)などの情報(bào)に基づいて、スタンド內(nèi)の太陽光発電とエネルギー貯蔵、自動車の充放電を統(tǒng)一して管理し、スマート調(diào)整が可能で、局域マイクログリッドと仮想発電所を形成している。

深センは2023年6月に、初のオール水冷型スーパー充電モデルスタンドを設(shè)置し、「スーパー充電の街」建設(shè)を宣言?？崭郅涓咚兮煹昆咯`ミナル、公共の公園、大型商業(yè)施設(shè)、高速道路のサービスエリアなどを重點(diǎn)ポイントとして、需要と供給がマッチングし、最先端技術(shù)を採用したスーパー充電ネットワークを先行して構(gòu)築することを目指している。今年4月30日の時(shí)點(diǎn)で、市全域のスーパー充電スタンドは延べ362ヶ所となり、スーパー充電スタンドとEV充電コネクタの數(shù)がガソリンスタンドと給油ノズルの數(shù)を上回った。

さらに、深センでは、「電気自動車スーパー充電設(shè)備のランク分けした評価規(guī)範(fàn)」や「電気自動車集中型公共充電スタンド設(shè)計(jì)規(guī)範(fàn)」が4月1日から正式に実施された。これらは、中國初のスーパー充電設(shè)備のランク分けした評価とスーパー充電スタンド設(shè)計(jì)の地方標(biāo)準(zhǔn)で、業(yè)界は先頭に立って、「スーパー充電設(shè)備」や「オール水冷型スーパー充電設(shè)備」といった業(yè)界用語の定義を打ち出し、スーパー充電設(shè)備のEV充電コネクタ1本當(dāng)たりの電力を480kW以上と確定した。

深センの新エネ車産業(yè)は現(xiàn)在、リーディングカンパニーがリードし、産業(yè)チェーンが高度に組み合わさり、川上?川下が高度に連攜する発展の構(gòu)造が構(gòu)築されている。今年4月末の時(shí)點(diǎn)で、深セン市の新エネ車は100萬臺を超え、新車販売における電動自動車の比率が約6割となっている。充電設(shè)備製造の分野を見ると、英飛源や永聯(lián)といった企業(yè)11社の中國市場のシェア率は50％を超えている。

スーパー充電というスタイルが普及するにつれて、充電効率が大幅に高まり、充電量も急増している。南方電網(wǎng)?深セン供電局の統(tǒng)計(jì)によると、今年1-4月、深センの新エネ車の充電量は前年同期比4.6％増の延べ9億2000ワットに達(dá)した。

新エネ車が増加するにつれて、自動車と送電網(wǎng)の間の融合?相互作用が、応用というレベルでより現(xiàn)実的な意義を備えるようになっている點(diǎn)は注目に値する。

深セン供電局は、5月15日、送電網(wǎng)のピークカットのニーズに合わせて、市內(nèi)の新エネ車1473臺がさまざまな場所で、「秩序に基づく充電」、「逆方向充電」を?qū)g施するよう企畫。充電ポール1萬5000本を通して、電力の使用量が最も多い時(shí)間帯に削減された電力の使用量は4389ワットに達(dá)した。電気自動車から送電網(wǎng)に給電する「逆方向放電」により、全ての新エネ車は「電気を売る」ことができるようになる。電気代の安い夜間に電気自動車をフル充電し、電気代の高い日中に送電網(wǎng)に給電することで、差額を利益にすることができる。

深セン供電局は、深センの現(xiàn)有の新エネ車が全て「逆方向放電機(jī)能」を備えた場合、車両に搭載されている電池のエネルギー貯蔵潛力は5000萬ワットに達(dá)し、可制御負(fù)荷が最大300萬kW以上に達(dá)すると予想している。これは中型の化石燃料を使う発電裝置5基に相當(dāng)する規(guī)模となる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月22日