世界最大のクリーンエネルギー回廊、第1四半期の発電量が520億kWhを突破
中國長江三峽集団有限公司が5月31日に明らかにしたところによると、今年第1四半期に、烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峽、葛洲壩という6ヶ所のカスケード式水力発電所からなる世界最大のクリーンエネルギー回廊は、発電量が累計(jì)で520億kWhを超えており、標(biāo)準(zhǔn)石炭消費(fèi)1500萬トン以上の削減に相當(dāng)し、約5400萬人の年間消費(fèi)電力量を賄える??萍既請?bào)が伝えた。
世界最大のクリーンエネルギー回廊は1800kmを跨ぎ、水位の高低差は900m以上にのぼる。稼働開始した110基の水力発電機(jī)の総発電設(shè)備容量は7169萬5000kWで、三峽ダム3個(gè)分に相當(dāng)。この世界最大のクリーンエネルギー回廊は現(xiàn)在、グリーン電力を持続的に生み出せるだけでなく、長江の洪水対策、水上輸送、生態(tài)、水資源利用を保証する「グリーン生態(tài)紐帯」になっている。
三峽ダムは今年の増水期に発生する可能性がある大規(guī)模な洪水に対応するため、5月より放流量を徐々に増やしている。三峽ダムの水位は現(xiàn)在153m以下まで下がっており、洪水に備えて約180億立方mの貯水容量を確保している。世界最大のクリーンエネルギー回廊が形成したカスケード式水力発電所は、長江流域の統(tǒng)合管理範(fàn)囲內(nèi)にある鍵を握るダム群の中で洪水対策容量の割合が50%を超え、長江の洪水対策の重要な力になっている。
ダムの調(diào)節(jié)により洪水に対応できるだけでなく、長江中流?下流の農(nóng)業(yè)、水供給、生態(tài)安全も保証できる。データによると、世界最大のクリーンエネルギー回廊は2023-24年の渇水期に下流に西湖2100個(gè)分に相當(dāng)する300億立方m以上の水補(bǔ)給を行い、長江中流?下流の水不足を効果的に緩和した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月3日
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