月探査機(jī)「嫦娥6號」の著陸機(jī)が3日、月面でのサンプリングミッションを完了した後、玄武巖繊維で作られた「石製」五星紅旗（中國の國旗）が月の裏側(cè)で広げられた。中國が月の裏側(cè)で獨(dú)自に國旗を動的に展示したのはこれが初めて。また2020年12月3日に嫦娥5號の「布製」五星紅旗が月で広げられたことに続き、中國の探査機(jī)によって月で再び「中國のシンボル」が掲げられた。科技日報が伝えた。

嫦娥6號國旗展示システムは中國航天三江集団が武漢紡績大學(xué)などの機(jī)関と共同開発したものだ。中國科學(xué)院國家宇宙科學(xué)センター研究員で、嫦娥6號探査機(jī)ペイロードサブシステムチーフデザイナーの周昌義氏は、「玄武巖の石は河北省蔚県のものを使用している。玄武巖を輸送し、粉砕?融解した後、直徑が髪の毛の3分1ほどの細(xì)線に引き延ばす必要がある。それからこれを糸に紡いで、布にする。より高い耐腐食性、耐高溫性、耐低溫性などの優(yōu)れた性能を持つ。嫦娥6號月面國旗のサイズは300mm×200mmで、規(guī)格は嫦娥5號月面國旗と同じだが、重量は0.5g軽い11.3gしかない」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月5日