海辺を旅行して、波やカモメ、朝日などのほか、クルクル回り続ける風(fēng)力発電システムの「大風(fēng)車(chē)」を鑑賞するというのが今、斬新な體験となっている。

東方電気集団が獨(dú)自に開(kāi)発した18MWセミダイレクトドライブ洋上発電機(jī)が今月5日、広東省汕頭市風(fēng)力発電臨海試験拠點(diǎn)に設(shè)置された。これは、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、世界において設(shè)置済みの出力が最大の洋上風(fēng)力発電設(shè)備となっている。風(fēng)車(chē)が1回転するごとに38kWh発電でき、風(fēng)車(chē)1機(jī)當(dāng)たりの発電量は年間平均7200萬(wàn)kWhに達(dá)し、約3萬(wàn)6000世帯の1年間の電気を賄うことができる計(jì)算になる。また、標(biāo)準(zhǔn)石炭の消費(fèi)量を年間約2萬(wàn)2000トン以上削減でき、二酸化炭素の排出も約5萬(wàn)9000トン以上削減できる。

データによると、2022年末の時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)の洋上風(fēng)力発電の設(shè)備容量は累計(jì)で3000萬(wàn)kW以上に達(dá)し、2年連続で世界一をキープ。世界全體の設(shè)備容量の約半數(shù)を占めている。2012年年末の時(shí)點(diǎn)では、その規(guī)模は約39萬(wàn)kW、2017年末の時(shí)點(diǎn)では約279萬(wàn)kWだったため、中國(guó)の洋上風(fēng)力発電がここ約10年、急速に発展してきたことが分かる。

これら洋上の「大風(fēng)車(chē)」は、中國(guó)の洋上風(fēng)力発電の急速な発展の証となっているほか、一度は行ってみたい人気観光スポットともなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年6月24日