年間売上高100億元 火鍋店で必ず注文する料理とは?
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四川省成都市出身の雲(yún)渓さん(仮名)は、火鍋を食べるときに必ず小酥肉(豚肉の唐揚げ)も一緒に注文する。SNSでは、小酥肉を「火鍋に欠かせないサイドメニュー」だとする人も少なくない。
雲(yún)渓さんは、「成都では、小酥肉は現(xiàn)地の人が火鍋を食べるときの『標(biāo)準(zhǔn)裝備』になっている?;疱仱扦ⅳ毪韦虼拈gに食べ終わることもあれば、火鍋に入れて食べることもある」と話す。
北京市の羅傑さん(仮名)も、「數(shù)年前に重慶出身の友人に勧められて以來、小酥肉は火鍋を食べるときに必ず注文するサイドメニューになった。それまでは火鍋レストランで小酥肉を頼んだことはなく、ただの軽食だと思っていた。今では本當(dāng)においしいと思っている。火鍋の前菜にもぴったりだし、火鍋の具にしてもいい」と話す。
「海底撈」ブランドの火鍋レストランを運営する海底撈國際持株有限公司の関係責(zé)任者は、「現(xiàn)在、小酥肉はうちの軽食類で最も人気のある?yún)g品料理の一つになり、注文する割合が非常に高い。今年5月に全店舗で計300萬食を売り上げ、1店舗あたり2500食近くが出たことになる」と説明した。
また「呷哺呷哺」ブランドの火鍋レストランを運営する呷哺集団の関係責(zé)任者は、「今年1-5月には、當(dāng)社1店舗あたり1400食の小酥肉の売り上げがあった」と説明した。
飲食産業(yè)のビッグデータ研究機関のNCBDと美好食品有限公司が今年初めに共同で発表した「2023中國調(diào)理済み食品並びに小酥肉業(yè)界発展白書」によると、北京?上海?広州?深セン?成都?重慶の6大都市で小酥肉を取り扱うレストランのうち、火鍋レストランが20.3%を占め、四川料理レストランと中國風(fēng)軽食?ファーストフード店に次いで多かった。
6月28日に口コミサイトの大衆(zhòng)點評で確認(rèn)してみたところ、多くの火鍋レストランが小酥肉を店の看板メニューにしていた。
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小酥肉は四川?重慶地域の特色ある軽食で、最初の頃は一部のレストランが提供するだけだった。2006年前後になると、海底撈が小酥肉製品の取り扱いを始めた。同白書によれば、四川?重慶の火鍋人気に促されて、一部の企業(yè)が小酥肉にビジネスチャンスを見出し、事業(yè)展開をスタートしたという。
16年には正大食品が工場で調(diào)理を済ませた小酥肉製品を発売した。18年には新希望集団が「美好農(nóng)家小酥肉」を打ち出した。その後、雙匯集団、臨沂新程金鑼肉製品集団有限公司、煙臺竜大食品有限公司なども小酥肉製品を相次いで発売した。
19年以降は、飲食チェーンブランドが次々に參入し、小酥肉業(yè)界は急成長期を迎えた。同時に、サイドメニューではなくメインメニューとしての小酥肉のニーズが大幅に増加した。ライブコマースやEC、コミュニティの団體購入など新たな販売ルートが徐々に発展するのにともなって、小酥肉の顧客層は徐々に飲食サービス企業(yè)から消費者へと広がっていった。こうして小酥肉は一気に調(diào)理済み食品分野の大人気単品料理になった。
19年には中國小酥肉市場の規(guī)模が初めて10億元(1元は約22.2円)を突破し、そして23年はさらに100億元を突破した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月4日
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