都市「ナイトタイムエコノミー」がヒートアップ 24時間書店が人気に
思南書局(資料寫真。畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)
都市のナイトタイムエコノミーがヒートアップするのにともなって、24時間営業(yè)のコンビニエンスストアやスポーツジムなど、天候に左右されない業(yè)態(tài)が大きな人気を博している。上海市では最近、24時間サービスを打ち出す図書館や書店が増え続けている。
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1臺のデスクに1臺のライト、1杯の夏らしい飲み物に1皿のお菓子。上海にある思南書局では、50元(1元は約22.2円)出せばこんなサービスのついた専用シートを3時間利用できる。市民の徐さんとその友達(dá)は夜の社交生活の新たな選択肢として利用している。滴水湖のほとりにある朶雲(yún)書院は、コストパフォーマンスの高い「深夜読書デスク」サービスを數(shù)量限定で打ち出し、市民の中には4回連続で予約した人がいる。本を読む人の多くは、自分だけの空間があれば、より一層読書に集中できる上、「これまで晝間に本屋をぶらぶらして気ままに本を見ていた時より、夜に明かりを付けて本に向き合う方がセレモニー感がある」という。
思南書局(資料寫真。畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)
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セレモニー感だけでなく、リラックス感も書店が多様な夜の形態(tài)を打ち出すようになったきっかけの一つだ。二酉書店の入り口では、ネオンサインにある「酔」の字がことさら目を引く。店內(nèi)には長いカウンターにレジとバー、カフェバーが設(shè)置され、ウイスキーやビールなどのアルコール類、コーヒーなどのドリンク類が提供される。反対側(cè)にはジャズピアノの即興演奏などが行われるライブハウスコーナーもある。空間全體にリラックスした癒やしのムードが漂っている。同書店の呉昊マネージャーは、「當(dāng)?shù)辘藖恧空i者は、ギャップ感のある非日常的な體験を楽しめる」と期待を寄せる。
夜11時半、上海和平公園にある24時間営業(yè)の図書館は、依然として明かりがともり、座席の3分の1近くが埋まっていた。この図書館は4月23日のオープン以來、累計で入館者數(shù)が延べ33萬人に上り、図書利用冊數(shù)は12萬4000冊に迫った。
朶雲(yún)書院(資料寫真。畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)
朶雲(yún)書院を展開する上海世紀(jì)朶雲(yún)文化発展有限公司のマーケティング部の王祥マネージャーは、「実店舗の書店の長時間利用では、人件費(fèi)と運(yùn)営コストなども課題になる。各店舗の狀況に応じて適切な措置を取り、資源を利用してオフライン空間の『複利効果』を高め、ナイトスクール?カリキュラム、コーヒーなどの飲料、クリエイティブグッズのマーケット、社交?娯楽などの業(yè)態(tài)を組み込み、書店の運(yùn)営と人気度のフィードバックに役立て、書店に新たな生命力を持たせることが必要だ」と述べた。
業(yè)界関係者は、「市場化された24時間営業(yè)の書店を運(yùn)営するには、ただサービス提供時間を長くすればいいというものではない。コーヒー、お茶、おいしいフードや、深夜の読書會や映畫鑑賞など多様なサービスを提供するほか、さらにホールを利用してチームビルディングを引き受けることもでき、さまざまな方法で読者の體験を豊かにしている」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月11日
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