浙江省杭州市で焼き菓子やパンなどを作るのが大好きな11歳の女の子?馮睿さんが夏休みに屋臺(tái)を出して販売したところ、1日に數(shù)百元(1元は約21.7円)稼いだことが大きな話題となっている。ネットユーザーは、「イマドキの子供とはとてもじゃないけど張り合えないね」といったコメントを寄せている。

小學(xué)5年生の馮睿さんは獨(dú)學(xué)で焼き菓子やパン作りを?qū)Wび、今では中國(guó)菓子である桃花酥や蛋黃酥、月餅のほか、ケーキやクッキー、クロワッサンなど數(shù)十種類を作れるようになったのだという。

馮睿さんは、「作り方はネットで調(diào)べて學(xué)んだ。ケーキを食べるのが大好きなので、時(shí)間を見(jiàn)つけては、小麥粉や卵、バターの分量、きれいな形に作るコツ、焼き時(shí)間などについて色々試している。とても楽しくて、いつの間にかはまってしまった」と話す。

馮睿さんの母親によると、「娘は幼稚園の時(shí)から、キッチンで料理の手伝いをするのが好きだった。本格的に焼き菓子やパン作りを始めるようになったのは小學(xué)2年生のころなので、作り続けてもう數(shù)年になる。時(shí)には1日中キッチンにこもっていることもあるほど」なのだという?。

馮睿さんは週末になると、色々な焼き菓子やパンなどを作っては、近所の人などにおすそ分けしている。そんな馮睿さんは最近夏休みになり、屋臺(tái)を出して自分の作った焼き菓子やパンを売ることを思いついたのだという。そして、材料を準(zhǔn)備して焼き菓子やパンを作り、屋臺(tái)を作って飾りつけし、売り子としても活躍。その甲斐あって、売り上げが最高で500元に達(dá)する日もあったのだという。

馮睿さんの母親は、各商品を作るところからその販売まで全て馮睿さん一人でこなしているとし、娘の焼き菓子やパン作りの腕前だけでなく、客とやり取りするコミュニケーション能力にも驚いたとした。そして商品が売れ殘った時(shí)には、清掃作業(yè)員や近所の人にプレゼントしているのだという。

馮睿さんと母親

ある時(shí)、小學(xué)校の先生がクラスで、「將來(lái)はどんな仕事がしたい？」と生徒たちに質(zhì)問(wèn)し、他のクラスメイトたちがそれぞれの夢(mèng)を話す中、馮睿さんは、「製菓技術(shù)を?qū)熼T(mén)に學(xué)んで、焼き菓子やパンのお店を開(kāi)きたい。そして、もっといろんな焼き菓子やパンを作りたい」と答えたという。

馮睿さんの母親は、「人生というのは、敷かれたレールの上を走るものではなく、広々とした野原で、自分の好きなことのために努力すべき。娘には多彩な人生を送って欲しい」とその夢(mèng)を応援している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月19日