仁愛礁情勢の管理をめぐる中比暫定合意について中國外交部報道官がコメント
中國外交部(外務(wù)?。﹫蟮拦伽?2日、中國が仁愛礁(アユンギン礁)情勢の管理?コントロールをめぐりフィリピン側(cè)と暫定合意に達(dá)したことについて、記者の質(zhì)問に答えた。
【記者】中國とフィリピンは仁愛礁情勢の管理?コントロールについて合意に至ったのか?
【報道官】仁愛礁は中國の南沙(英語名スプラトリー)諸島の一部であり、中國は仁愛礁を含む南沙諸島及び周辺海域に対して主権を有するということを、まず強(qiáng)調(diào)しておく。
現(xiàn)在の仁愛礁情勢の処理について、中國側(cè)はすでに3つの原則的立場を公に宣言した。
第1に、フィリピンが「軍艦」を派遣して仁愛礁に長期間「座礁」させ、中國の主権を侵害していることは、「南中國海における関係國の行動宣言(DOC)」、とりわけ第5條の「現(xiàn)在人が居住していない島や巖礁などへの居住行為を慎むこと」という規(guī)定に違反する。中國側(cè)は依然としてフィリピン側(cè)に対して、當(dāng)該艦の撤去、無人?無施設(shè)という仁愛礁の原狀回復(fù)を要求するものである。
第2に、フィリピン側(cè)が「座礁」軍艦の撤去前に當(dāng)該艦に居住中の要員に生活物資を補(bǔ)給する必要がある場合、中國側(cè)は人道的観點(diǎn)から、事前に中國側(cè)に通知し、かつ現(xiàn)場での検査を経た後、フィリピン側(cè)に補(bǔ)給の実施を許可する意向であり、中國側(cè)がその全過程を監(jiān)視?コントロールする。
第3に、フィリピン側(cè)が大量の建設(shè)資材を當(dāng)該艦に輸送し、固定施設(shè)や恒久的前哨基地の建設(shè)を試みた場合、中國側(cè)は斷じてこれを受け入れず、法規(guī)に基づきこれを斷固として阻止し、中國の主権及びDOCの厳粛性を守る。
以上3つの原則的立場に基づき、中國はフィリピン側(cè)と仁愛礁情勢の管理?コントロールについて協(xié)議を続け、このほど人道的生活物資の補(bǔ)給について暫定的合意に達(dá)した。雙方は海洋をめぐる溝を共同で管理?コントロールし、南中國海情勢の沈靜化を推進(jìn)することで一致した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月22日
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