無形文化遺産のパレード（撮影?甘海瓊）。

7月になると、青海省玉樹蔵(チベット)族自治州玉樹市には澄み切った青空が高原の河川に広がり、山の雪解け水が育んだ青々とした草原が牧場に広がる。そしてこれらがコラボレーションした絶景を目にすると、思わず歌を口ずさみたくなってしまうような季節(jié)だ。今月24日、同自治州では無形文化遺産を紹介するパレードが玉樹市內(nèi)で開催された。これは、少數(shù)民族?康巴人の國家級(jí)蔵族文化（玉樹）生態(tài)保護(hù)実験區(qū)の建設(shè)成果をPRするパレードで、バラエティー富んだ玉樹の民族文化や風(fēng)習(xí)を紹介している。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

玉樹蔵族自治州は、「山や水の源」と稱され、長江、黃河、瀾滄江の3大河川の源流があり、同自治州を橫切るように流れている。そして、歴史上の唐蕃古道や茶馬古道、シルクロードの重要な要所でもあった。またこの地には、世界自然遺産に登録されている可可西里(フフシル)があり、三江源國家公園や隆寶灘國際重要濕地などもある。さらに2017年には、蔵族文化生態(tài)保護(hù)実験區(qū)の設(shè)立が認(rèn)可された。

パレードでは、玉樹馬術(shù)の隊(duì)列や康巴漢子の隊(duì)列、伊舞の隊(duì)列、蔵族の楽器演奏の隊(duì)列、玉樹州の無形文化遺産伝承人の隊(duì)列などが、次々と登場。多種多様な無形文化遺産のパレードに、観光客や地元の人々が盛り上がりを見せていた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月26日