731部隊の元隊員が告白と謝罪 黒竜江省哈爾浜
人民網(wǎng)日本語版 2024年08月13日14:56
8月12日夕刻、中國侵略日本軍第七三一部隊(以下、「731部隊」)の「少年隊」の元隊員だった清水英男さんが、空路で黒竜江省哈爾浜(ハルビン)に到著した。翌13日、清水さんは、731部隊罪証展示館と731部隊跡地を訪れ、731部隊の罪行について語った。
今年94歳になる清水さんは、1945年3月に、中國侵略日本軍が哈爾浜に派遣した最後の「少年隊」隊員として現(xiàn)地に赴き、731部隊の施設に4ヶ月あまり滯在した。ここは、第二次世界大戦中に日本軍が細菌戦を計畫?組織?実行した拠點だった。1945年8月14日、彼は部隊と共に中國を離れ、日本に帰國した。
哈爾浜で任務に就いていた期間中、清水さんは病原菌の培養(yǎng)?生體解剖?人體実験といった731部隊の蠻行を目の當たりにした。これらの出來事が彼の心に大きな傷跡を殘し、現(xiàn)在に至るまで、深い罪悪感に苛まれ続けてきたという。清水さんは2016年、自分の身分を明らかにして、講演やインタビュー対応などを通じて、中國侵略日本軍が犯した犯罪の証拠を公表し、歴史の真相に立ち返る活動を始めた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月13日
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