陝西省西安で無人鉄道輸送システム「雲(yún)巴」が開通
丈八四路駅付近を走行する「雲(yún)巴」。
注目を集めていた陝西省西安市の無人鉄道輸送システム「雲(yún)巴(Sky Shuttle)」が、試験運(yùn)転や調(diào)整、厳格なテストを経て、今月12日に正式に開通した。
カードをかざして自動(dòng)改札機(jī)を通過する乗客。
西安市國家ハイテク産業(yè)開発區(qū)に建設(shè)された「雲(yún)巴」は、同市初の立體スマート交通システムで、比亜迪(BYD)が開発した100%獨(dú)自の知的財(cái)産権と獨(dú)立した走行権利を有する立體スマート交通システムを採用しており、スマートで、高い安全性と適応性、見た目に優(yōu)れ、低コスト、騒音が小さいといった優(yōu)位性を備え、中國が獨(dú)自に開発した小規(guī)模軌道システムの空白を埋めている。
「雲(yún)巴」の車窓から西安市の景色を眺める乗客。
西安市の「雲(yún)巴」は全長約17.2キロで、全線が高架化されており、エリア內(nèi)の陝西省図書館高新館區(qū)、華為(ファーウェイ)研究所、比亜迪を含む産業(yè)エリアと居住エリア70ヶ所以上をカバー。沿線の住民60萬人が通勤やビジネス、レジャーなどの際に利用でき、移動(dòng)が非常に便利になる。
車內(nèi)の様子。
「雲(yún)巴」の最高運(yùn)行速度は80キロで、開通初期はラッシュ時(shí)間帯は3分半間隔で運(yùn)行される。運(yùn)行時(shí)間は午前6時(shí)から午後11時(shí)までで、22車両を投入。1車両當(dāng)たりの定員數(shù)は約210人となっており、將來的には2分間隔で運(yùn)行される計(jì)畫となっている。
開通初期は、西安市の軌道交通の距離制運(yùn)賃制度を採用し、初乗り運(yùn)賃は2元(1元は約20.6円)で6キロまで乗車できる。その後は、6-10キロ以下3元、10-14キロ以下4元、14-20キロ以下5元となる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月15日
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