バスに乗って北京中軸線を眺めよう 日帰り観光ルートが開通
8月17日午前、北京市の前門大街の街角では、「カランカラン」という音が聞こえると、観光客がやって來たレトロなバスに順序よく乗り込んでいた。観光客は北京の南北を貫く中軸線に沿って移動(dòng)し、古都の遺跡を探索し、歴史的な魅力を堪能していた。人民網(wǎng)が伝えた。
この日、北京中軸線日帰り観光ルートが開通した。大美中軸線観光バスと名付けられたこのバスに乗ると、車內(nèi)はレトロな花模様や瓦のデザインが裝飾に用いられ、宮廷風(fēng)の垣根や赤い提燈などで飾られているほか、中軸線に位置する歴史的遺産の詳しい説明もあり、観光客はタイムスリップしたような感覚を味わえる。
バスは前門を出発するとまっすぐ南に向かい、永定門に到著すると今度は北に向きを変え、鐘鼓樓に向かう。途中で先農(nóng)壇、天壇、天安門広場(chǎng)、故宮、萬景橋などの観光スポットを通る。乗客が窓外の景色をゆっくり楽しめるよう、バスは時(shí)速30-50キロメートルで運(yùn)行し、全行程の所要時(shí)間は約90分だ。
解説員の説明を通じ、経由する観光スポットについて理解を深めながら、多くの乗客はスマートフォンを取り出して壯大で美しい中軸線の眺めを?qū)懻妞藚Г幛皮い俊?/p>
関係責(zé)任者の説明では、この観光ルートは晝の観光と夜の観光の2タイプのサービスを打ち出しており、晝の観光は前門が始発バス停、鼓樓が終著バス停で、毎日10:00から17:00まで運(yùn)行する。路線は12キロメートル、途中にバス停は設(shè)置せず、一方向のみの運(yùn)転で、途中で正陽門、永定門、天壇、天安門広場(chǎng)、故宮、景山公園、萬寧橋、鐘鼓樓などの観光スポットを通る。乗車券は1人50元(1元は約20.4円)で、解説サービス料が含まれている。
夜の観光は前門が始発バス停と終著バス停になり、乗客が自分で公式オンラインプラットフォームで予約する。予定出発時(shí)間は19:00。路線は25キロメートル、途中にバス停は設(shè)置せず、正陽門、永定門、天壇、天安門広場(chǎng)、故宮、景山公園、萬寧橋、鐘鼓樓などの観光スポットを通る。乗車券は1人268元で、乗車の前日までにオンラインで予約する必要があり、10人集まれば運(yùn)行する。乗車券には解説サービス、曲蕓のパフォーマンス、北京ダック定食または西洋式軽食の料金が含まれている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月21日
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