動(dòng)畫再生回?cái)?shù)は1億回以上!中國の「峨眉派女子カンフー団」
中國で今年、爆発的人気を集めている「峨眉派女子カンフー団」は、結(jié)成から半年もしない間に、ネット上に投稿した動(dòng)畫の再生回?cái)?shù)が1億回を超えた。そして、中國外交部(外務(wù)?。─瓮粑谋笤獔?bào)道官も、「中國の武俠小説に出て來る女性の英雄のようだ」と稱賛した。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
2020年、「剣を片手にゴミを捨てる女性」というタイトルのショート動(dòng)畫が中國で話題となった。その動(dòng)畫には、パジャマ姿の女性が団地の下に降りてきて、左手に持っていたゴミを捨てたかと思うと、右手に持っていた剣をサッと空中に投げ、キャッチし、そのまま前に走って前方宙返りし、続いて見事なカンフーの動(dòng)きを披露する姿が映っていた。
そのパジャマ姿と神業(yè)のようなカンフーというギャップの激しいショート動(dòng)畫は、驚異的なスピードでネット上で拡散された。そしてこの女性こそが、「峨眉派女子カンフー団」の創(chuàng)始者である凌雲(yún)さんだった。彼女は、「自分の名前が検索ランキング入りするなんて想像したこともなかった。しかも、何日間もランクインした狀態(tài)だった。話題になるかもしれないとは思っていたものの、まさか両親の友人まで見てくれるほど話題になるとは思っていなかった。外に出ると、『今日はゴミを捨てた?』と聞かれることもあったほど」と振り返る。
凌雲(yún)さん
しかし、四川省の峨眉山発祥の「峨眉武術(shù)」をさらに大きな舞臺(tái)で輝かせるためには、1人の力ではとても無理だということは、凌雲(yún)さん自身よく分かっていた。そこでまず、より多くの若者を集めることに取り掛かった。その後、凌雲(yún)さん率いるチームは、インターネット上の各大手プラットフォームや、體育専門の大學(xué)を通して、メンバーを厳選していった。北京市や上海市、四川省、河南省などから四川省の峨眉山市に集まったメンバーの中には、大學(xué)4年生で就職活動(dòng)中だった女性や、家業(yè)である武術(shù)館を継ぐことを諦めた女性、公務(wù)員試験に合格したにもかかわらず、公務(wù)員になるのを諦めた女性もいるという。峨眉山の伝統(tǒng)的な武術(shù)をPRするという、未知なる道を歩み始めた彼女たちは、それぞれ何かを犠牲にし、その責(zé)任を擔(dān)うことを選択したのだ。
メンバーとなった女性たちは、これまで太極拳や散打といった武術(shù)を?qū)Wんでいたり、なかには舞踴を?qū)Wんでいた女性もいた。名実ともに「峨眉派女子カンフー団」になるため、これまでそれぞれの武術(shù)や舞踴を何年學(xué)んできたかに関わらず、全員が峨眉武術(shù)を一から學(xué)び始めた。理論や知識(shí)の學(xué)習(xí)から、基本動(dòng)作の練習(xí)まで、彼女たちは朝の9時(shí)から夕方の6時(shí)まで働くサラリーマンのような、忙しい日々を送っている。
武術(shù)は、基礎(chǔ)であり、カンフー団のコア競爭力であるものの、凌雲(yún)さんは、「業(yè)界の垣根を越えた融合こそがイノベーションであり、伝統(tǒng)文化が長年越えなければならなかったハードルでもある。閉鎖的で、自分たちだけで何かに取り組むようであってはならず、大きな一歩を踏み出さなければならない」と、広い視野を持って取り組んでいる。そして、武術(shù)に舞踴の要素を取り入れ、女性カンフー団を立ち上げ、ショート動(dòng)畫を撮影してネット上にアップするようになった。凌雲(yún)さん率いるチームは、人々の注目を集める今どきの方法をうまく活用すると同時(shí)に、革新的な取り組みも行って、武術(shù)ブームを巻き起こし、その人気の波が海外にまで波及するという大きな成果を挙げた。
話題を集めるようになると、「武術(shù)は客寄せの蕓ではない」という批判の聲も寄せられるようになった。しかし、実際にはカンフー団のメンバーには、現(xiàn)役のプロの武術(shù)家、または元プロの武術(shù)家が何人もいる。こうしたメンバーは、これまでにたくさんの賞を受賞してきた。そして、今でも大きな武術(shù)の大會(huì)に出場しているメンバーもいる。凌雲(yún)さんたちは今、自分たちが考案した武術(shù)の動(dòng)作や武器の使い方などを教材にして、普及のために學(xué)校やコミュニティで宣伝している。「伝統(tǒng)的な武術(shù)が、動(dòng)畫の中で登場するだけでなく、多くの人がそれを受け継いでいくことを願(yuàn)っている。一人でも多くの人にそれを知り、學(xué)んでもらいたいというのが一番の願(yuàn)い」とした。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月28日
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