24日、中國(guó)科學(xué)院「黒土糧倉(cāng)」テクノロジー集結(jié)メイン會(huì)場(chǎng)大安モデルエリアの吉林省長(zhǎng)嶺県実験田で行われた生産量測(cè)定で、専門家チームは、マメ科の飼葉であるキバナツノクサネムの栽培と全量圃場(chǎng)還元を経て、現(xiàn)地の土壤pHが10.14から9.57に低下し、土壌の有機(jī)質(zhì)が10％以上増加し、最初の飼葉の1ムー（約6.7アール）當(dāng)たり生産量が2.03トンだったと測(cè)定した。重度のアルカリ性荒れ地の効果的な改良が実現(xiàn)された。中央テレビニュースが伝えた。

この成果は中國(guó)のアルカリ性土壌の大規(guī)模開発?利用のためにグリーンで効率的な生物改良技術(shù)の基礎(chǔ)を固め、中國(guó)の食糧安全保障及び農(nóng)業(yè)の持続可能な開発に対して重要な意義を持つ。

吉林省長(zhǎng)嶺県キバナツノクサネム栽培実験田

中國(guó)には約3333萬(wàn)ヘクタールのアルカリ性土壌があり、その中には食糧増産のポテンシャルが最も高い東北松嫩平原ソーダ質(zhì)土壌の400萬(wàn)ヘクタールが含まれる。このタイプのアルカリ性土壌はpHが高く、アルカリ性の乾燥地をはじめとして改良利用の難易度が極めて高い。

実験田で栽培中のキバナツノクサネム

中國(guó)科學(xué)院の曹暁風(fēng)院士の科學(xué)研究チームはこの問(wèn)題に対し、黒竜江省農(nóng)業(yè)科學(xué)院と協(xié)力し、800點(diǎn)余りの植物遺伝資源の重度アルカリ性土壌への選別を行い、アルカリ耐性が非常に高いキバナツノクサネムを取得した。研究チームはアルカリ性に強(qiáng)いキバナツノクサネムの優(yōu)良品種を育成するため、中國(guó)內(nèi)外で400點(diǎn)余りの野生遺伝資源を集めて材料とし、栽培化とハイブリッド選別?育成方法を採(cǎi)用し、アルカリ性に強(qiáng)く生産量が多い品種「中科菁1號(hào)」を選別?育成した。そして大安モデルエリアの長(zhǎng)嶺実験田で栽培した。

栽培によって、この品種にはアルカリ耐性と耐洪水性が高いといった特徴がある。チームが研究開発した関連高収量栽培技術(shù)と合わせると、pHが9以上のソーダ質(zhì)土壌で順調(diào)に成長(zhǎng)する。晩熟、高い草丈、多くの枝、高い草の収量、高いタンパク質(zhì)含有量という特徴を持つことが明らかになった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年8月29日