今年に入ってから、中國(guó)は海外旅行の増加傾向が続き、春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）の連休、「メーデー」（5月1日）連休、夏休みシーズンにそれぞれ海外旅行のピークが訪れ、海外旅行客が前年同期に比べて大幅に増加した。複數(shù)の旅行會(huì)社とオンライン旅行予約プラットフォームによると、中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は9月17日）連休と國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休の海外旅行商品の予約も非常に好調(diào)で、一部の人気目的地はすでに完売したという。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

中國(guó)人観光客の間では、引き続き近距離の海外ツアーの人気が高い。オンライン旅行會(huì)社（OTA）の途牛旅遊網(wǎng)を利用する海外旅行客のうち、近距離ツアーが80％近くを占め、中國(guó)の香港?澳門(mén)（マカオ）両特別行政區(qū)が最も人気がある。ビザが免除されているシンガポール、マレーシア、タイも人気を集めており、ビザ免除後の初めての夏休みに幸先の良いスタートを切った。同程旅行のデータでは、シンガポールのホテルと航空券の予約がどちらも前年同期より大幅に増加した。

自由旅行が引き続き海外旅行市場(chǎng)を牽引している。 オンライン旅行予約プラットフォーム「飛豬（Fliggy）」のデータを見(jiàn)ると、今年の夏休みは自由旅行の割合が8割を超え、フランス?パリのセーヌ川クルーズ、ロシア?サンクトペテルブルクでのバレエ鑑賞、紅海砂浜バギー體験など、その場(chǎng)所でしかできない文化體験旅行の予約が最も多かった。また、その都市で最も歴史と文化の香り漂う古い建築物を訪れ、ネットで人気のレストランで食事をし、食後は賑やかな街中を散策するといった、目的地に溶け込む「シティウォーク（city walk）」と「シティイート（city eat）」を合わせたスタイルの自由旅行が、中國(guó)人観光客の間で広く人気を集めている。

現(xiàn)在、中秋節(jié)連休の海外旅行は予約の期間が終わりに近づき、國(guó)慶節(jié)連休の海外旅行予約の人気が高まっている。香港特區(qū)、澳門(mén)特區(qū)、タイ、シンガポール、マレーシア、日本、韓國(guó)などの近距離ツアーで行ける目的地が引き続き最も人気が高い。長(zhǎng)距離ツアーでは、ニュージーランド、オーストラリア、トルコ、米國(guó)、英國(guó)、スペイン、ポルトガルなどの目的地が人気だ。旅行情報(bào)サイトの「馬蜂窩」のデータによると、今年ビザ免除が実現(xiàn)したコーカサス三國(guó)のジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンも徐々に視界に入るようになり、「コーカサス三國(guó)ルート攻略」の検索件數(shù)がこの1週間で112％増加したという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年9月14日