「漢江源」の文字が刻まれた漢江の水源にある巖（撮影?白鴿）。

陝西省漢中市寧強(qiáng)県は秦嶺大巴山山間地帯に位置し、中國の「南水北調(diào)」（南方地域の水を北方地域に送り水不足を解消するプロジェクト）の中ルートプロジェクトにおける重要な水源かん養(yǎng)エリアであり、秦嶺大巴山の生物多様性保全重點(diǎn)生態(tài)機(jī)能エリアとなっている。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

寧強(qiáng)県は近年、水界生態(tài)系の保護(hù)を継続的に強(qiáng)化し、河湖長制(河川?湖沼の保護(hù)責(zé)任者制度)といった河川と水を守る措置を全面的に実施し、伐採禁止や牧畜禁止、汚染物質(zhì)を排出する企業(yè)の設(shè)置禁止、飲料水施設(shè)や農(nóng)村のトイレなどの改造、汚水の直接排出禁止といった措置を通して、水源の水質(zhì)をさらに高めることができるようバックアップしている。

漢江を流れる水を守るために、寧強(qiáng)県は、河川18キロを整備し、新たに堤防21.4キロを建設(shè)し、汚水管網(wǎng)2.6キロ、排水溝7.4キロを改造し、河岸4.2萬平方メートルを緑化し、約46.7ヘクタールの土地に水生植物を植え、水界生態(tài)系の好循環(huán)を作り出し、河川の景色は目に見えて改善した。漢江の水源の水質(zhì)はすでにⅠ類の國家標(biāo)準(zhǔn)に達(dá)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月23日